第603回 起業で叶える「自分らしい働き方」の形|経営相談室のなかのひと|大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

起業で叶える「自分らしい働き方」の形

  • データと相談現場から垣間見る「自分らしい働き方」の形
  • 自分らしい働き方がもたらす価値
  • 成功確度を高める「スモールスタート」と経営相談の活用

データと相談現場からみえる「自分らしい働き方」の形

みなさん、こんにちは。経営相談室の西岡です。

経営相談室では日々さまざまな相談者様のお話しを伺っています。そのなかで起業の理由として多くの方が挙げられるのが「自分らしい働き方」への想いです。
今回は最新データと現場の実感をもとに、起業による自分らしい働き方の選択肢について考えてみます。

「自分らしい働き方」の第一歩を応援します!

「自分らしい働き方」の第一歩を応援します!

帝国データバンクの2025年「新設法人」動向調査(※1)によると、2025年の新設法人は過去最多の約15.6万社となり、起業者平均年齢は過去最高の48.9歳に達しました。特に60歳以上が初の2割超(20.5%)となったほか、50代も26.6%と7年連続で増加しています。また、低コストで自由度の高い「合同会社」の設立も過去最多を記録しました。

(※1)出典:帝国データバンク「2025年「新設法人」動向調査」(2026年5月18日)
https://www.tdb.co.jp/report/economic/

実際の相談現場では、このデータ通りのリアルなお声を多くお聞きします。例えば以下のような例があります。
・シニア層の生きがい(シニア起業)
50~60代以上を中心に「定年後の第二の人生、培ったスキルを生かしたい」という一生涯現役で過ごす手段として起業が選ばれています。

・働き方の柔軟性(女性・ご家族重視)
「家庭やライフステージに合わせて働く時間や場所を調整したい」というお声も届きます。オンラインツールの普及が、時間や場所の制約を受けない柔軟な起業を後押ししています。

・リスクを抑えた挑戦(副業)
企業の副業解禁の広がりもあり、趣味や特技を生かした起業の心理的なハードルが低くなっています。「まずは会社員を続けながら小さく始めたい」というご相談も多く、チャレンジしやすい環境が整ってきました。

自分らしい働き方がもたらす価値

自ら事業を立ち上げる選択にはリスクも伴いますが、人生の充実度を高める大きなメリットがあります。
・意思決定の自由
働く時間や仕事内容を自分で決定できます。「誰と働くか」「どんなサービスをいくらで提供するか」まで自分の意志で選ぶことができます。
・ダイレクトな手応え
自身のアイデアやサービスに対し、顧客から直接「ありがとう」と感謝される喜びが得られます。
・定年のない独自の資産
育てた事業や信頼関係は大切な財産となり、意欲がある限り年齢に関係なく長く働き続けられます。

成功確度を高める「スモールスタート」と経営相談の活用

起業で特に大切だと感じるのは、「最初から大きなリスクを取らず、スモールに始めること」です。自宅やシェアオフィスを活用し、「誰のどんな悩みを解決できるか」という視点を持つことが成功の鍵となります。

とはいえ、実際に起業を考え始めると「自分の場合はどう進めればいいのだろう?」と一人で悩むことも多いのではないでしょうか。そんなときこそ、ぜひ経営相談室をご活用ください。
経営相談というと少し敷居が高く感じるかもしれませんが、相談者様は最初から完璧な計画を持っていなくても、対話を重ねながら、少しずつ頭の中を整理されています。
まずはお気軽にご自身の想いをお聞かせくださいね。

経営相談室 スタッフコンサルタント 西岡が担当しました。

▼西岡 優佳(にしおか ゆか)へのご相談(面談)

(2026年10月21日公開)

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