みなさん、こんにちは。
大阪産業創造館 経営相談室の岡島です。
前回は確定申告の選択肢についてお伝えさせて頂きました。
今回は引き続き、申告の方法について
お伝えさせて頂きます。
従来の申告書の提出方法は、3通りあります。
※国税庁 申告書の提出方法
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2018/a/02/2_03.htm
①の提出方法のように、所轄税務署に持ち込んだことがある方はご存知と思いますが、
申告期間の税務署はとても混み合います。
そこで、お勧めなのが、③のe‐TAXによる電子申告です。
メリットはいくつかあります。
※国税庁 国税電子申告・納税システム(e-Tax)をご利用ください
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/campaign/h29/Dec/04.htm
電子申告というと、難しそうなイメージがありますが、2019年1月より、簡便化されました。
2018年までは、マイナンバーカードの取得が必須でしたが、2019年1月から簡便化により、事前に税務署で本人確認することでID・パスワードが発行されて、それにより電子申告が可能になりました。
そのため、従来の「マイナンバーカード方式」に加えて「ID・パスワード方式」を選べるようになりました。
※e-Tax利用の簡便化の概要について
http://www.e-tax.nta.go.jp/kanbenka/index.htm
更に、2020年分の所得税確定申告から、
青色申告特別控除額が、65万円から55万円に変わります。
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shotoku/h32_kojogaku_change.pdf
但し、電子申告又は電子帳簿保存を行うと引き続き65万円の青色申告特別控除が受けられます。
電子申告に取り組んではいかがでしょう。
経営相談室 スタッフコンサルタント 岡島 が担当しました。
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(2020年3月4日公開)
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