創業者、起業家、経営者の皆さんこんにちは。大阪産業創造館(産創館) 経営相談室(あきない・えーど)の服部です。このブログでは、中小企業経営者、創業希望者の皆さんから、気軽にご相談を頂くために経営相談室の雰囲気をお伝えできればと思います。
連続テレビ小説の「マッサン」の視聴率が好調だそうです。ニッカウヰスキーの創業者の竹鶴政孝氏の半生を題材にしているとのことで今後の展開が楽しみなところです。
連続テレビ小説ではこれまでにも創業者の半生を題材にした作品があり、最近では「カーネーション」がありました。ファッションデザイナーの小篠綾子氏を題材にした物語でした。「カーネーション」のドラマの中では、主人公の小原糸子が夢にまで見た洋装店を立ち上げる一幕があります。主人公は今で言うところの女性創業者(女性起業家)といえるでしょう。
そういえば、今年の夏に開講した創業チャレンジゼミの32期では、約7割近くが女性の創業者またはその予備軍で占めていました。日本政策金融公庫の調査月報(2014年4月号)によると、女性の起業の意味には「眠れる才能の発掘手段」「それまでになかった商品やサービスが生まれる可能性」「キャリアアップの場」「女性起業家の苗床」があるそうです。
ところが業績面やキャリア面に困難さがあり、この点が中小企業支援においても課題となっています。近畿経済産業局ではこうした女性起業家の成長支援に特化した支援事業「女性起業家応援プロジェクト」(https://www.ledkansai.jp/)をスタートしており、ただいま申し込みを受け付けています。
私は「カーネーション」やチャレンジゼミの受講生を見ていると昔も今も女性は大活躍していると思います。
とはいえ「わしが作っちゃる、日本で初めての国産ウィスキーを!」というマッサンの台詞を思い出し、結局のところ性別を問わずいつの時代もそれまでになかった商品やサービスが生みだす事業創造が必要なのだと思うのでした。
経営相談室 スタッフコンサルタント 服部 繁一が担当しました。
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(2014年11月12日公開)
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