みなさん、こんにちは。
経営相談室の谷口です。
本日は「顧客志向」についてお伝えしたいと思います。
お客様の立場に立って考えましょう!
私は仕事柄、創業者の方のビジネスアイデアをお伺いする機会が多いのですが、その商品・サービスがお客様にとって、どんなメリットがあるのかわからないときがあります。
当然、お客様にとって価値がなければ、または伝わらなければ、その商品・サービスは売れません。
購入するときは、誰もがお客様目線になっているはずなのに、売り手の立場になると急に買い手の立場を見失ってしまうことがよくあります。
そうならないためには「顧客志向」にマインドを変える必要があります。
顧客志向とは、「お客様の立場に立って物事を考える、すなわち、お客様の目的、目標を理解し、それを実現するための真の課題について仮説を立てた上で、その課題の解決策を提案すること」にあります。
顧客志向になっているかのチェックは、以下の5つの項目で整理します。
① お客様は誰か?
② どんなシーンで?
③ 何を利用することで?
④ どんな便益があるのか?
⑤ その結果、お客様のどんな目的、目標を達成できるのか?
①~⑤を繋げてひとつの文章にしたときに、相手の気持ちを動かす強いメッセージになっているか確認してください。
(例)大阪産業創造館 経営相談室の無料相談サービス
① BtoB事業が中心の製造業が
② 初めてのBtoC向けオリジナル商品を企画する段階で、どのように進めていけばいいのか不安な時に
③ 経営相談室に登録している商品開発の専門家に無料相談することで
④ 商品開発の進め方、ポイントを教えてもらい、次の一歩に自信をもって踏み出すことができる
⑤ それにより新商品の上市を達成できる
第1章の文末にも記載しましたが、顧客志向になるには、まずお客様の目的、目標をしっかりと理解することが大切です。
そして、お客様がその目的・目標を実現するためにどんな課題や問題点があるのか、ヒアリングや行動観察などを通して、把握してください。
今までお客様が認識していなかった、新しい課題の発見や気づきにつながると、こちらの提案を受け入れやすくなります。
課題はお客様の状況やリソースなどによって異なりますので、しっかりとその点を確認して仮説を立てましょう。
ヒアリングや行動観察の具体的な進め方については、経営相談室にご相談ください。
経営相談室 スタッフコンサルタント 谷口 が担当しました。
谷口 睦(たにぐち むつみ)のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 谷口 睦(たにぐち むつみ)のプロフィール
(2022年7月20日公開)
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