第155回 生き残るための瞬発力|あきない・えーどのなかのひと|大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

中小企業の経営者・起業家の皆様を支援する機関。大阪産業創造館(サンソウカン)

あきない・えーどのなかのひと
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生き残るための瞬発力

  • 経営判断の誤りが負の連鎖を招く。
  • 経営者の瞬発力が会社を生かす。
  • 決断力を磨く。

経営判断の誤りが負の連鎖を招く。

経営状況の厳しい中小企業の経営者様から相談をよく受けます。

ある会社は、ビジネスモデル自体が劣化し、根本的に見直さなければならない状況にもかかわらず、過去のビジネスモデルを維持してきたため、資金繰りが厳しい状況に陥っています。

経営者には瞬発力が必要です。

また別の会社は、不況期に社員を抱え続けたことで大幅な赤字に陥り、いまでもそのときの借金に苦しんでいます。

どちらの会社も独自の強みがあり、経営のやり方次第で成長する可能性があるにもかかわらず、過去の経営判断の誤りが原因で苦境に陥っています。

体力のない中小企業は、一度苦境に陥ると、負の連鎖でそこから脱却できなくなり、多忙にもかかわらず儲けが出ず、ますます苦境にはまり込むことがよくあります。

経営者の瞬発力が会社を生かす。

一方で、経営者の中には、身を縮めるときには不要な資産をサッサと売り払い、金融機関に相談に行って資金を確保し、新規顧客の開拓に走るなど、事業環境に敏感に対応して事業を成長させている方もいます。

危機に直面した際の経営者の瞬発力が、会社を生かしも殺しもするものだとつくづく感じます。

 

決断力を磨く。

苦境に陥ると、打ち手が限られ、すぐに事業状況が好転するような奇跡の打ち手など普通はありませんので、事業をなんとか継続しながら、少しずつ事業環境に適合し、経営体質を強化していく他ありません。

事業は長期に継続していくものであり、その間には良いことも悪いことも起こります。経営者を続けていると、時には生き残るために非情で思い切った決断が必要なこともあります。

創業を志す方は、常に決断力を磨き続ける努力が必要なのです。

経営相談室 スタッフコンサルタント 泉 が担当しました。

▼泉 仁史( イズミ ヒトシ )のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 泉 仁史( イズミ ヒトシ )のプロフィール

(2017年10月4日公開)

大阪産業創造館 経営相談室(あきない・えーど)

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