みなさん、こんにちは。
大阪産業創造館 経営相談室の岡島です。
今日は倒産について考えてみたいと思います。
一般的に、倒産に至る原因は
・赤字が続いている
・過大な在庫を抱えている
・立替払いが多い
・過大な設備投資
・支出が収入を上回る
などが考えられます。
つまり、支払いに必要な現金が無くなり、事業運営が継続できない状態を指します。
見方を変えると、手元に現金があり、支払いが滞らなければ多少の赤字が続いても「倒産」には至らないのです。
こうしたことを踏まえ、倒産しにくいビジネスモデルを考えてみます。
・赤字回避
→固定費を最小限にすることで、利益を出しやすい構造にできないか?
・在庫を抱えない
→受注後に発注する体制にできないか?
・立替払いを減らす
→お客様からの入金サイトは短め、取引先への支払サイトは長めで交渉できないか?
・過大な設備投資
→レンタルや外注の活用はできないか?
・収入を増やす
→既存事業の拡大や副業など、収益源を複数持てないか?
事業を新しく始める時や起業する際には、こうした観点を踏まえて倒産しにくいビジネスモデルを組み立てるのも1つです。
新たな事業を立ち上げるには、収益化まで想定より時間がかかることがあります。
「あともう少しで軌道に乗りそうだけど体力(資金)が続かない」という相談はよくあります。
こうした事態を避けるためにも、倒産原因となるリスクをできる限り排除したビジネスモデルを構築できれば、成功の可能性も高くなります。
成功の可能性を高めるビジネスモデルを一緒に考えますので
お気軽にご相談ください。
経営相談室 スタッフコンサルタント 岡島 が担当しました。
▼岡島 卓也(オカジマ タクヤ)のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 岡島 卓也(オカジマ タクヤ)のプロフィール
(2019年7月31日公開)
この記事に関連する大阪産業創造館のコンテンツ