みなさん、こんにちは。経営相談室の東です。
早いものでもう12月、今年ももうすぐ終わりですね。
寒さも厳しくなり、風邪も流行っているようですが、体調管理に気を付けて今年を乗り切りましょう。
先日あるお仕事で、企業や行政などの抱える課題に対して、学生が学んだ知識を活かして解決策を提案するといった実践型の授業「PBL(Problem-Based Learning):課題解決型学習」のお話しを伺うことがありました。
近年、積極的に取り組む大学が増えているとのこと。
私が学生の頃は、アルバイトで自分の働ける時間にできる作業をしていたので、企業の持つ課題に触れるといったことはなかったな~と振り返りつつ…、貴重な体験ができる取組だなと思いながらお聞きしていました。
その時にお話しとしてでていたのが、「社会人基礎力」。
これは「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年から提唱しているものです。
企業や若者を取り巻く環境変化によって、「基礎学力」「専門知識」に加え、それらをうまく活用していくための「社会人基礎力」を意識的に醸成していくことが求められるとして普及活動を行っています。
「社会人基礎力」は、下記の3つの能力、12能力要素で構成されています。
詳細は下記で確認できます。
■社会人基礎力(経済産業省)
http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/
社会人基礎力となってはいますが、内容を見ていくと、社会人になって年月が流れている私にとっても、日々仕事をしていくうえで網羅的に欠かせない要素が盛り込まれているなと思いました。
学生たちは「社会人基礎力」が求められる力であることを念頭において、インターンシップや就職活動に臨むことになります。
新卒をはじめ採用する際に、これらの力が培われているかどうかを採用基準として活用することもできます。
ご自身の社会人基礎力も含めてチェックしてみてください!
経営相談室 スタッフコンサルタント 東が担当しました。
▼東 純子(あずま じゅんこ)のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
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(2016年12月7日公開)
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