みなさん、こんにちは。大阪産業創造館 経営相談室の岡島です。
新規事業や起業するときのご相談で、
計画はよかったのに、実際は想定より儲からないということがあります。
それは
特に新規顧客を獲得し続けなくてはならないという収益モデルは
営業コストも多くかかるため、収益性が悪化する大きな要因となります。
常に新規を獲得しなくてはいけないというのは
一度買っていただいた後のリピート顧客が少ないということです。
そのため、再購入につながる関連商品の開発や
リピートしたくなる、親近感ある接客でファン化するなど、
顧客との接点を持ち続ける仕掛けが重要です。
その際、入り口となる商品・サービスについては
できる限り、購買の阻害要因を下げることをお勧めしています。
接点を持った顧客と関係を構築し、
中長期的な視点で、収益を確保することを検討ください。
収益モデルを検討するときは、
今、どんな資源があるかを洗い出し、何かに活用できないかを考えます。
設備やノウハウ、人材などを、シナジーある分野に最適配分することが
重要な戦略になります。
例えば、飲食店がコーヒー講座や料理教室で周知活動を行い
ランチやディナーへ誘導して、さらに物販につなげる、
といったシナリオは、よくできたマーケティング活動だと思います。
単にコストを削減するだけではない収益モデルの構築について
一緒に考えさせていただきますので
気軽にご相談ください。
経営相談室 スタッフコンサルタント 岡島が担当しました。
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(2017年4月5日公開)
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