少し前の話ですが、ある経営者の方から嬉しいお話を頂きました。
Bplatz pressに小さく掲載された一言がきっかけでマスコミ取材を受けたというのです。
マスコミ関係者の方々は、ニュースソースを血眼で探し回っているというのは伺っていましたが、フリーペーパーの細かいところにまで眼を通しているとは…と、マスコミ魂にびっくりでした。
最近では、インターネット上に多数のプレスリリースサービスが登場し、中小企業や創業者にとっても、マスコミに対して手軽に情報発信できる環境が整ってきました。
これはプレスリリースで配信される情報がこれまで以上に増大し、玉石混交の状態になり、情報の受け手側の選択眼が厳しくならざるを得ないともいえます。
したがって、情報過多の状況下では、
情報の発信側が、誰に対して、何を伝えるのかという、伝えたい情報の中身を、
これまで以上に洗練させることが重要になってきた、
ということもできます。
手軽に情報発信できるようになった背景もあってか、経営相談の中でもたまにあるのがプレスリリースについてのご相談です。
ご相談を承っていると、事業や商品・サービスなど様々に話が膨らみます。こうしたご相談では「要は何を伝えたいのか」を凝縮することをお話させていただきます。
その際、参考になるのが大手企業のプレスリリースです。情報の受け手がそのまま記事にできるようにまとまっています。
そしてタイトルには頭の中の電球をビカッ!と点けるような、ひらめく一言が詰まっています。マスコミにとっては中小企業も大企業も関係ありません。
私はプレスリリースでは情報の受け手とこちらのメッセージを明確にすることが大切だと思います。
経営相談室 スタッフコンサルタント 服部が担当しました。
▼服部 繁一(ハットリ シゲカズ)のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
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(2016年6月29日公開)
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