第14回 飛ぶ鳥跡を濁さず 起業への想いをカタチにしよう◆8/18~8/23『夏の起業応援WEEK&FESTA』!!|経営相談室のなかのひと|大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

中小企業の経営者・起業家の皆様を支援する機関。大阪産業創造館(サンソウカン)

なかのひと
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飛ぶ鳥跡を濁さず 起業への想いをカタチにしよう
◆8/18~8/23『夏の起業応援WEEK&FESTA』!!

  • お盆休みは起業への想いをカタチにしよう
  • 今いる会社へ感謝を込めて飛び立つ準備をしよう
  • 自分の器を広げるチャンスと捉えよう

盆休みは起業への想いをカタチにしよう

いろんなことも自分の器を広げるチャンスですいろんなことも自分の器を広げるチャンスです

最近、「自分でお店始めようと思ってるんです」「起業したいんです」と飛び込み(「思い立ったので即相談したい!」みたいなアポなしでお越しいただく場合のことです。わたしたちスタッフコンサルタントや金融ナビゲーターがご対応させていただいています)で経営相談室へ起業相談にお越しいただくケースが多いように感じます。

お盆前になんとか起業準備のメドを立てたい、とお考えの方が多いのでしょうか。会社にお勤めの場合は、お盆休みにメラメラ胸にたぎっている起業への想いをカタチにしようとお考えかもしれませんね。・・・そんなアナタにぴったりのプログラムが産創館にあります!それは・・・

「夏の起業応援WEEK&FESTA」です。

■日時
2014年8月18日(月)~22(金) 19:00~21:00(起業応援WEEK、人気セミナーが毎日開催)
2014年8月23日(土)13:00~21:00(起業応援FESTA)
■場所
大阪産業創造館

8月23日(土)の起業応援FESTAでは、スタッフコンサルタント&あきない経営サポーターが「みんなの起業応援BOOTH」にてお待ちしておりますので、起業に関するアレコレのお悩みを何でも無料で相談していただけます!

わたくしタカシマは「アレコレのお悩み」のなかでも「起業する際の保険・年金・雇用に関するお悩み」に特化して、ご相談をお待ちしております☆

今いる会社へ感謝を込めて飛び立つ準備をしよう

会社員から独立して事業を始めようと起業準備するAさんとBさんのインタビュー。

Aさん:「親のすすめもあって学校を卒業してから会社員をしていましたが、どうしても自分で事業をやっていく夢をあきらめきれなくて、一度きりの人生だし挑戦してみようと思って。今の会社には新人の頃から育ててもらって、先輩や上司にもとても感謝しています。だから、退職にあたっても迷惑かけたくないし、独立してからも何らかのかたちで会社に貢献できればと思っています。」

Bさん:「今の会社では自分の力が過小評価されている気がします。色々アイデアも出して事業化しているのに。それなら、独立して自分の力を試してみようと思って。退職にあたっての業務の引き継ぎもテキトウにしようと思っています。そんなに私の業務が重要なら在職中にもっと評価しておけばいいでしょ。」

Aさんからは、夢を追いかける想いが伝わってきますね。今の職場のみなさんも理解があり、夢を応援してくれていて、理想的な会社からの飛び立ちができそうです。
Bさんからは、自分の力を信じて試してみたい熱い想いが感じられます。ただ現在の職場の人間関係がうまくいっていないようです。

起業相談のなかで「どううまく会社と折り合いをつけて退職すればいいでしょうか」「実力主義の社風で、私も入社時に業務の引き継ぎを受けなかったので、退職時に引き継ぎなんかしなくてもいいですよね」なんてお悩みをお伺いするケースが結構あります。そこで、私の頭のなかでふとよみがえる言葉があります。

私も今のこの仕事を始めるために、昔むかし?スクーリングして試験勉強をしていた時代があったのですが、そこで講師が「あなたの最初のお客さん開拓の営業先は今いる会社です」と言った言葉がとても心に刺さったのでした。

独立したら、もちろん自分の仕事の営業をしなければなりません。仕事がなければご飯を食べていけませんから。いろんな営業のスタイルはあれども、究極的には人と人とのご縁です。今の会社ともどこかでご縁がめぐりめぐってつながるかもしれません。意外と世間は狭いです。

そこで、「飛ぶ鳥跡を濁しまくり」な辞め方をしていたら・・・??合わせる顔がありませんよね。また、やみくもに飛び込み営業をするよりも、起業する業界分野にもよるかもしれませんが、元いた(退職する)会社に自分が起業する会社(お店など)のファン第1号になってもらうほうが効率良さそうです。

当時私はといえば、仕事しながらの勉強はきついし、上司に退職のお伺いをたてても色好い返事はもらえないし、とモヤモヤしていた時でした。そこで先の言葉がグサリと胸に刺さり、「自分の未来への投資やわ」と思ってできる限りの引き継ぎをしようと思ったのです。

もう少しカッコ良く言えば、新人の自分を教育して給料まで払ってくれた会社に感謝して、(ご縁があったときに)あとで後ろめたく恥ずかしく思うことのないよう、誠実に引き継ぎをして退職しようと決心したのでした。

あのときは確かに私もモヤモヤしてましたね(苦笑)。でも今振り返ってみて良かったと思うのは、この経験があったので、実感をもって先にあったようなお悩み相談にあたることができているということです。

自分の器を広げるチャンスと捉えよう

これから独立・起業されようとお考えの方で、Bさんのような事態に直面されているなら、それはこれからご自分の会社を運営するうえで組織づくりのヒントなのかもしれません(たとえば、社員のモチベーションを維持するには?など)。人生に無駄なことはない、といいますし、たとえいろいろあるにしても(!)自分の器を広げるチャンスと捉えて、跡を濁さず飛び立つ気合いをもちましょう。

とはいえ「いや、でも・・・」とお悩みがありましたら、ぜひ、8月23日(土)の起業応援FESTA「みんなの起業応援BOOTH」でご相談していただき、スッキリ解消しましょう!きっと前向きな起業準備の第一歩になります☆

経営相談室 スタッフコンサルタント 高島が担当しました。

(2014年8月13日公開)

大阪産業創造館 経営相談室

06-6264-9820
(9:00~17:30※土日祝除く)