第43回 気づいたら問題は解決へ向かっている|経営相談室のなかのひと|大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

中小企業の経営者・起業家の皆様を支援する機関。大阪産業創造館(サンソウカン)

なかのひと
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気づいたら問題は解決へ向かっている

  • 日々の経営相談で解決しています(実は私のほうが)
  • グループでの気づきはパワーやスピードがあります
  • 気づいたらもはや問題ではないのです

こんにちは。スタッフコンサルタントの高島です。昔から「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」とはよく言ったもので、実感しまくりな毎日です。

自分がのんびり屋だということにやっと(?)気づいたので、スケジュールは詰めずにやっていこうと思います!!(宣言)。

気づきの瞬間は視界がクリアになりますね☆気づきの瞬間は視界がクリアになりますね☆

個人面談で解決(私が)

普段、経営相談室で面談をしているのですが(当たり前ですが)、この仕事をしていてラッキーやなあ、ありがたいなあ、とよく思います。

経営相談というと、一般的に「コンサルタント(アドバイスを行う)×クライアント(相談する)」の図式になりますが、その面談において、私のほうがお客様の発言でインスピレーションを受けたり、自分が発する言葉で「あっ」と気づきを得たりする機会が実は多かったりします。

面談の中で逆に私が色々得ることが多いにも関わらず、面談後には「ありがとうございました」と言っていただけたりして(笑)。

面談で得た気づきやインスピレーションで、積年の課題・疑問解決の糸口が見つかって、具体的な行動に踏み出すことも多いです。ね、ラッキーでありがたい仕事でしょう(笑)☆!

グループの気づきはパワーがある

先日、経営者の方と少人数制のグループワークを行いました。インプット過多となっている頭の中を、経営者として立場を同じくする人の間でどんどんアウトプットして整理していきましょう、という趣旨のもの。

個人面談でも、いろんなインスピレーションや気づきがありますから、複数の参加者で行うグループワークは、やっぱりパワーがありましたね。

勢いというのかスピード感がスゴイ。他人のアウトプットに触れることがポイントで、たとえば「自分とは違うな」と感じることがあっても、これこそ「他者と自分との違い」であり、すなわち「自分の個性に気づく」ということです。

自分の個性や価値観に気づくと、自らのアウトプットもどんどん拍車がかかります。

問題は気づくと問題ではなくなる

グループワーク終了後、参加者の方が「商売をしていくうえで大切にしたいことに改めて気づかされた」とおっしゃっていました。日々の経営の舵取りに課題をお持ちであったのですが、「大切にしたいことに気づけたので、明日からやるべきことがはっきりした」とのこと。

問題は、方向性が定まらずモヤモヤしていて、何が問題なのかわからないから問題なのかもしれません。

「こういうことを大切にしたい」「これがネックなんだ(だから解決したい)」と気づくと、それはもはや問題ではなくなっていて(目標になっていますよね!)、すでに問題解決への道が拓けています。

私もグループワークで得たインスピレーションや気づきを「振り返り→ブラッシュアップ→タカシマバージョンアップ☆」につなげ、日々の経営相談に活かしていきたいですね!

経営相談室 スタッフコンサルタント 高島あゆみが担当しました。

(2015年3月18日公開)

大阪産業創造館 経営相談室

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(9:00~17:30※土日祝除く)