オリンピックから考える海外ビジネスに必要なセンス

• オリンピックに見る国際社会の問題
• オリンピック開催におけるトラブル
• 多様性の時代に求められるビジネスパーソンのセンス

オリンピックに見る国際社会の問題

東京オリンピックが終わりました。テレビを通してとはいえ、世界には尊重すべき多様な文化が存在することを改めて感じました。

多様化の時代には幅広い能力が必要です！

また、難民・亡命といった政治問題や、男性から女性へ性別を変更し競技に参加した選手がいた一方で、女性アスリートが男性ホルモンの値が高いために競技への参加が制限されるという人権に直結するような問題など、国際社会が直面しているさまざまな問題を具体的に理解するきっかけになりました。

オリンピック開催におけるトラブル

一方で、オリンピック開催までに、賄賂、デザイン盗作や、主要スタッフが国際的にタブーとなっている歴史をお笑いのネタにしていたなどのトラブルがありました。

こうした問題は、特に海外の方との取引・接触では、最も神経を使うべきところであるにもかかわらず、日本の国際的イベントで表面化したことは残念でなりません。

多様性の時代に求められるビジネスパーソンのセンス

新型コロナウイルス感染症の影響により、今やすっかり外国の方を見ることは減ってしまいましたが、いずれコロナが終息すれば外国の方との接点が増えてきます。

価値観の多様化がさまざまな問題を生み出している今、ビジネスパーソンはどう行動したらいいのか、考えなければならない時期に来ているように思います。

それは、単に多様性に対する寛容さだけでなく、プロジェクトを進めるためにやっていいことと悪いことを理解することや、日本独自の価値観・文化を相手に理解してもらうコミュニケーション力や教養など、幅広く身につける努力が必要です。

2021年9月14日（火）に、「【海外ビジネスセミナー】交渉・プレゼンの基礎から学ぶ！海外ビジネスでの交渉・プレゼンテーションセミナー」を開催します。
本セミナーでは、異文化コミュニケーションの基本を学ぶことができますので、受講をご検討頂ければ幸いです。

経営相談室　スタッフコンサルタント　泉　が担当しました。

泉　仁史（いずみ　ひとし）のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 泉　仁史（いずみ　ひとし）のプロフィール

（2021年9月1日公開）