みなさん、こんにちは。スタッフコンサルタントの東です。
酷暑から少しずつ秋の気配を感じつつありますが、季節の変わり目ですので、体調を崩しやすい時期でもあります。
仕事にしっかりと取り組んでいくためにも、いつも以上に体調管理が必要ですね。
事業活動も同様に継続的に行っていくには、企業にとっても健全な状態で経営を維持・拡大できるかをしっかり確認、管理する必要があります。
そのための物差しとなるのが、決算書から読み取れる経営指標にもとづく分析です。
決算書の金額を比率に置き換えることで、競合との比較もできますので、客観的に自社を眺める材料となります。
いくつかの経営指標がありますが、下記のサイトからですと、決算書の主要項目をいくつか入力していただくと、代表的な経営指標をご確認いただけます。
■経営診断自己システム(中小企業基盤整備機構)
http://k-sindan.smrj.go.jp/crd/servlet/diagnosis.CRD_0100
数値で現状を明らかにすることで、何を打ち手にすべきかが見えてきます。
さらに、事業を継続するためには、その「資金」をもとに、「商品・サービス」を作り出す人材によって、必要な原材料や設備等も含めた経営資源を調達し、運用しながらお客様に提供可能な状態にして、販売していくことが必要です。
そして、どのような人材がいて、どんな組織で運用しているのか、商品・サービスを提供する一連の業務の流れはどのようになっているのか、
提供している商品・サービスはどのような営業方法で販売されているのか、今持ちうるものを確認することによって、今後何を明らかにしていかないといけないのかもわかります。
経営を登山に例えると、経営ビジョンといわれる将来のありたい姿が山の頂上ということができます。
登りたい山の頂上にたどり着くには、現在地を定めたうえで、どのようなルートで、どのような装備で臨むのかを明らかにしますが、
それと同様に、今持ちうる経営資源を確認することで、ゴールにたどり着くために、今ある経営資源を使って、または今後何を補ってどのように進めばいいかも見えてきます。
来月には、ワークを通じて、自社の経営状況を客観的に確認していただくセミナーを開催いたします。たどり着きたいゴールへ効率的に到達するためにも、まずは現在の自社の経営状況を客観的に確認してみませんか?
【ベーシックセミナー】経営者が知っておくべき企業経営の全体像(2018年10月23日(火) 開催)
経営相談室 スタッフコンサルタント 東 が担当しました。
▼東 純子(あずま じゅんこ )のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 東 純子(あずま じゅんこ )のプロフィール
(2018年9月12日公開)
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