こんにちは。スタッフコンサルタントの高島です。そろそろ来年の手帳が店頭に並ぶ季節になりましたね。
「究極の手帳術!」とか「手帳で未来を変える!」といったトピックスも雑誌などを賑わしています。それだけ時間管理については多くの人の関心事ということですね!
会社内における時間管理といえば、働く時間をどのように有効活用するか、がテーマです。みなさん大いに頭を悩まされています。
政府においてもワークライフバランスを推進しており、厚生労働省では「働き方・休み方改善ポータルサイト」を設置しています。
事例が記載されていますので、自社の取組みのヒントになるかもしれません。
北海道では、長時間労働や残業を減らすことを目的に、今年7月から2か月間、始業時間を1時間早める「朝型勤務」を試験的に導入されたそうです。結果の実行率は全体の約2割。
実行しなかった理由としては、「生活リズムが乱れる」「朝早く起きるのがつらい」などの声が多かったとのこと。(2015年10月12日付 YOMIURI ONLINEより)
なかなか慣れ親しんだ習慣を変えるのは、大変ということですね。
いえ、「変えなくちゃ!」と思っている間はもれなく変えられないのかもしれません。
「オンとオフをしっかり区別することが理想のワークライフバランス」と考える人は多いことでしょう。
ですが、「しっかり仕事せな!」「しっかりプライベート充実させな!」と思っていると、「理想の時間管理」がしんどくて重荷ではないでしょうか。
大体、「○○しなければ!」と思っていると、「はぁ~嫌やな、やる気せえへん…」→「明日からやろう!」→「…来週から!」→「…、…、来月にやってるかな?」・・・というスパイラルが相場となっています。
そこで、「しっかり区別する」ことにエネルギーを割くのではなくて、意識的に仕事と生活の境界線をなくしていって、普段の生活の中に仕事の楽しみがあるという考え方ができれば、「無理やり感」「やらされ感」なく理想の時間管理ができるのかな、と個人的には思ったりします。
とはいえ、社内の時間管理に客観的なアドバイスが必要な場合は、お気軽に経営相談室へご相談くださいね!
経営相談室 スタッフコンサルタント 高島あゆみが担当しました。
(2015年10月21日公開)
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