みなさん、こんにちは。
大阪産業創造館 経営相談室の岡島です。
前回は、常識にとらわれず少しのアイデアで新たな市場を開拓した3つの事例をご紹介させて頂きました。
発想を転換するためのヒントです
既存の商材に新たな価値を付け加える際に、ブレストによってアイデアを生み出すための9つの問いである、オズボーンのチェックリストがあります。
本日は、オズボーンのチェックリストについてご説明します。
オズボーンのチェックリストとは、有名なブレインストーミングの考案者としても知られている、アレックス・F・オズボーン氏によって考案されたアイデア捻出方法です。
9つの問いに対して、既存の商材に新たな価値を付け加えるための気づきを得ることができます。
気付きを得るための、 9つの問いは、以下の通りです。
転用 他の使い道は?(既存の商材を違う市場へ投入できないかなど)
応用 他に似たものは?(違う業界の成功事例をヒントにするなど)
変更 変えてみたら?(意味・色・動き、音、匂い、型など)
拡大 大きくしたら?(より大きく、強く、高く、長く、厚くなど)
縮小 小さくしたら?(より小さく、よりシンプルに、軽く、低く、短くなど)
代用 他に代用は?(他の素材やアプローチなど)
置換 入れ替えてみたら?(要素、成分、部品、パターン、配列、順番など)
逆転 逆にしたら?(後ろむき、上下、左右、立場を変えたらなど)
結合 組み合わせたら?(他のものと合体、混ぜるなど)
バケツプリン、シンプル携帯、黒い綿棒などもちょっとした発想の転換から生まれたヒット商品です。
新たなアイデアを捻出するのに悩むときは、これらの質問から、発想を転換して新たなアイデアのヒントを探してください。
経営相談室 スタッフコンサルタント 岡島 が担当しました。
岡島 卓也(おかじま たくや)のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
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(2022年3月16日公開)
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