今(平成28年3月)、マスコミを騒がしている清原の事件。彼の出身高校のPL学園と言えば、厳しい上下関係、練習で有名でした。
理不尽なこともたくさんあり、特に下級生の時はガマン、辛抱、ガマンです。私も高校球児だったので良くわかります。
だから、少々つらいことがあってもへこまない。そんな力が養える、学生野球に限らず、スポーツにはそういう側面があると思いますが・・。事業でいえば、事業計画通りにコトが進むことはありえない、営業や調達等の現場では山ほどの失敗、「負け」を経験します。
ユニクロを運営するファーストリテイリングの社長、柳井正さんも「一勝九敗」という本を出しています。あれほどの会社でも、成功するまでは失敗=負けの連続でした、ってなことが書いてます。
「負け」を特別なことと思わない。「負け」はつきもの。負けることに慣れる。
負犬になれ、という意味ではないですよ。「やるだけやって、あかんかったらしゃあない。」という気持ちになることです。そしたら、また立ち上がることができる。立ち上がる余力を残すことだけ考えとけばいい。それも事業計画に盛り込む大切な要素。
柔道の受け身も「負ける」練習ですよね。たしか、書家の相田みつおさんの本にも、そんなことが書いてあったような・・・。
SWOT分析 ベーシックな経営分析手法。よく自社の強みは何ぞや、と言いますが、私は、弱みを受け入れる、弱さをかみしめて認めることも大切に思えます。ありのままの自分をさらけ出す。LET IT GOですね。
清原も無理に強がってたんと違うかなぁ。だから、しんどかった。だれか「負けたってええやない。やるだけやってんから。」といってやったら。
まあ、誰かがゆうてたんでしょうけどねぇ。しかし、やりきれんなぁ・・・。
経営相談室 スタッフコンサルタント 森が担当しました。
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(2016年3月9日公開)
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