第66回 事業計画書の活用|経営相談室のなかのひと|大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

中小企業の経営者・起業家の皆様を支援する機関。大阪産業創造館(サンソウカン)

なかのひと
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事業計画書の活用

  • 起業前後の相談を受けて感じること
  • 計画通りに進まない時のチェックポイント
  • 11月からの「事業計画作成講座」について

起業前後の相談を受けて感じること

みなさん、こんにちは。大阪産業創造館 経営相談室の岡島です。

経営相談室では、起業前の事業計画策定支援から
起業後のフォローまで、一貫した支援を行っています。

事業計画書の作成に取り組みませんか。

起業前のご相談では、
売上げは低めに、経費は多めに」というスタンスで
アドバイスをさせていただいているのですが、

実際に起業された方からは
「思ったより売上が上がらない」
「思ったより経費がかかっている」
といったご相談を多く受けます。

そんな時は、「思ったより」の根拠や妥当性を見極めると同時に
どうしたら、「思っている通り」に近づけることができるかを
一緒に考えていきます。

計画通りに進まない時のチェックポイント

特に起業1年目は、比較する前年実績も無い状態なので、
良し悪しの判断ができません。

そのため、詳細な根拠に基づいた事業計画書が重要な意味を持ちます。

売上であれば、「客数」と「単価」に分解して
さらに客数も「既存顧客」と「新規顧客」に分解し、
課題を抽出していく作業が重要になります。

経費も同じで、どの経費が、なぜ多かったのかなどの原因を突き詰めることで、
早い段階で方向修正することが可能です。

原因と対策を的確に見極めた後で、計画を適宜修正し
実現に向けて、日々の進捗管理を行うことが重要です。

11月からの「事業計画作成講座」について

今期4回目となる「融資が必要な人のための事業計画作成講座」の
募集が始まりました。

以前のブログでもこの講座についてご紹介しましたが
過去の受講生の中にも資金調達に成功し、起業された方が増えてきました。

今回は日本政策金融公庫と大阪信用保証協会の2つの金融機関と連携していますので、
どちらを利用するか悩んでいる方には特におすすめです。

もちろん、すぐに資金は必要なくても
金融機関に堂々と見せられる計画書を作成したい」という方の受講も大歓迎です。

経営相談室でのご相談は随時受け付けております。
気軽にお声掛けください。

経営相談室 スタッフコンサルタント 岡島が担当しました。

▼岡島 卓也(オカジマ タクヤ)のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 岡島 卓也(オカジマ タクヤ)のプロフィール

(2015年10月14日公開)

大阪産業創造館 経営相談室

06-6264-9820
(9:00~17:30※土日祝除く)