新たな事業展開を図るために、複数メンバーでコラボレーションや提携関係を構築することを検討している事業者様から相談を受けることがあります。色々な相談に乗って感じるのは、コラボが成立してうまく事業化できる場合よりも、そもそもコラボが成立しない場合や、成立しても事業化できない場合の方が多いということです。コラボがうまくいくには、どこがポイントなのでしょうか?
コラボがうまくいく大前提は、事業そのものが収益性を持ち、メンバー全員が収益やメリットを獲得できることです。したがって、収益性と実現可能性を感じさせる企画(ビジネスモデル、事業計画)を組み立てられるかが重要になります。
一方で、事業を立ち上げる場合、メンバーにはなんらかの負担が求められます。その負担に見合った収益やメリットがあると思わなければ、メンバーは事業に取り組むことに躊躇(ちゅうちょ)してしまいます。したがって、コラボを企画する人は、メンバーの都合を考慮し、メンバーに「YES」と言わせる魅力的なビジネスプランを立案する必要があるのです。
2019年6月18日に海外企業との事業提携についてセミナーをします。
海外ビジネス向けのセミナーですが、国内ビジネスでコラボを検討されている方にも十分参考になるものと思いますので、ご興味のある方は参加をご検討頂ければ幸甚です(なお、国内ビジネス向けで、このテーマのセミナーはあまり開催されていないと思います)。
→【海外ビジネスセミナー】“事業提携計画”作り方講座 海外企業と事業提携するための押さえておきたいポイント(2019年6月18日開催)
経営相談室 スタッフコンサルタント 泉 仁史 が担当しました。
▼泉 仁史( イズミ ヒトシ )のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 泉 仁史( イズミ ヒトシ )のプロフィール
(2019年6月12日公開)
この記事に関連する大阪産業創造館のコンテンツ