こんにちは、経営相談室の谷口です。
みなさんは「ChatGPT」を活用していますか?
AIをうまく活用して生産性を高めましょう!
以前は、AIを利用するには、学習に必要な時間やデータ、高い導入コストがハードルになっていました。
今、注目を集めているChatGPTは、すでに莫大なデータを学習済みで、基本機能であれば無料で利用することができます。日本語で質問や回答を得られるため、一気に導入のハードルが下がりました。しかし、自由度が高すぎて、どのようにビジネスで活用できるのか分からない方も多いかと思います。
そこで、簡単な活用方法についてご紹介します。
従来の検索サイトの活用方法は、キーワードを入力して検索し、結果の一覧から期待する内容につながりそうなサイトを選び、そのサイト内で該当する箇所を探すという流れです。
適切なキーワードを選定しないと見当違いのサイトがリストアップされるなど、求める情報が掲載されているサイトを見つけるのに時間がかかる可能性があります。
それに対して、ChatGPTは会話形式で質問することができ、回答が間違っていれば、さらに条件をつけることで、正しい回答を導き出すことができます。まさに人間と会話している感覚です。
質問に対して、ピンポイントで回答してくれるので、不要な長文や広告を見せられることもありません。
難しい内容であれば、「中学生にでもわかるように説明して」と指示を出すと、身近な事例を交えながら、わかりやすく説明してくれます。
回答された内容に、さらに質問して深掘りすることができるのも特徴です。
ChatGPTと同じように注目されているのがkintoneやAppSheetなどのノーコードツールです。直感的にアプリを開発できて、プログラミングが不要であるため、簡単な在庫管理や顧客管理、営業支援ツールなどは無料で作成が可能です。
しかし、プログラミングが不要とはいえ、ツールの使用方法は勉強が必用になりますし、複雑なことをするにはプログラミングが求められます。これもChatGPTにツールの使用方法やプログラムコードの書き方を尋ねることで、使いこなすことができるようになり、いつでも相談できる身近な家庭教師のような感覚で利用することができます。
以上、ChatGPTの活用について記載しましたが、まだまだ多くの活用方法がありますので、また別の機会に紹介したいと思います。
AIを活用することで、生産性アップや新たな気づきを得ることができますので、みなさんも利用してみてください。
経営相談室 スタッフコンサルタント 谷口が担当しました。
谷口 睦(たにぐち むつみ)のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 谷口 睦(たにぐち むつみ)のプロフィール
(2024年1月10日公開)
この記事に関連する大阪産業創造館のコンテンツ