みなさん、こんにちは。スタッフコンサルタントの東です。
早いものでもうゴールデンウィークですね!
旅行などの予定はお決まりですか?私は近場のレジャーで楽しむ予定です…。
さて、今回は企業の成長段階に応じて変化する経営課題について考えてみたいと思います。
まず、創業前は創業される方が経営者として、顧客にとっての価値を提供し対価を得るべく、「誰に何をどのように」販売して、事業として維持継続させるのかを考えていかなければなりません。
経営計画書などを通じて、自分自身の頭の中にあるものを具体化した上で、経営を推進していくことが求められます。
一方で、創業後は、企業を成長させていくに従って、「取引先を増やす」、「人材や事業資金を確保する」、「新規事業を立ち上げる」など新たな取組も必要になってきます。
その上で人材や資金、取引を行う上で守るべき法律など、収益に直結しない管理業務も滞りなくこなしていかなければなりません。いわゆる財務や労務、法務などの間接的な業務が該当します。
創業後は知識として知っておくだけでなく実務的な対応も求められますが、分野ごとに税理士や社会保険労士、弁護士など、それぞれに専門家がいるように専門性が求められます。
また、企業の成長に伴って、経営者自身のことのみならず、取り巻く利害関係者(取引先、従業員、金融機関など)も増えていくので、徐々に複雑化していきます。
さらに、経営環境を取り巻く変化も激しく、情報化や国際化が進展していくなかで、該当する分野への情報収集のみならず、知識や経験に基づいた高度な判断も求められます。
経営の全分野を一人で対応できるわけではないですし、特に立ち上げ時期は資金的な余力がないため、専門家を抱えることは難しいと思われます。
しかしながら、士業や特定分野の専門家に関する経営課題は、当館をはじめとする公的支援機関を通じて、相談することができます。
当経営相談窓口では、経営に関する各分野の専門家が約130名登録しており、WEBを通じてのメール相談や当館での面談を活用して無料相談することができます。
→ メール相談&面談
相談内容が具体的に整理できていないので、どう相談したらいいかわからない場合は、常勤のスタッフコンサルタントがまずはお聞きして、一緒に必要な経営課題を抽出したり、該当分野の専門家へのコーディネイトなどさせてもらいます。
→ 経営相談室 スタッフコンサルタント
「こんなこと、相談してもいいのかな?」と頭をよぎっても大丈夫。
ぜひ、お気軽にご利用ください。
経営相談室 スタッフコンサルタント 東が担当しました。
▼東 純子( あずま じゅんこ )のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 東 純子( あずま じゅんこ )のプロフィール
(2016年4月27日公開)
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