こんにちは。経営相談室スタッフコンサルタントの高島あゆみです。最近は、朝なんか秋風でさわやかですね。そんなさわやかな朝にこんなことってありませんか。
自宅を出る際、まさにドアを閉める時になんとなく
「ん?」
と感じたものの、さほど気にせず駅に向かった。いざ改札を通ろうとして
「しまったー!Σ(゚ロ゚;)」
定期券を忘れてきてしまった。定期代1日分損したわ、この分でケーキセット食べられるやん・・・
私は、こんなギリギリ歯ぎしりする思いを朝からかみしめる日が年2回くらいあります(仕事用のかばんをできるだけ替えない理由の一つですね)。
ですから、自宅を出る時「ん?」と直感、違和感がすれば素直に従って、かばんの中身をチェックすることを心がけています(それでも年2回は・・・)。
こういったなんとなく「アレ?」と肌で感じる直感は、職場の労働環境を見直すうえでもとても大切ではないかと思っています。
そういえば刑事ドラマなんかでも、状況や証拠がそろって「あいつが犯人に違いない!」となる周囲VS「いや、どうも、何かが引っかかる・・・」と主張する主役の刑事さん(周囲は「またか・・・」となっても、毎回迷宮入りの事件を解決する実は凄腕の人だったりする)の構図がよくありますよね。
主役の刑事さんは周囲の苦笑や反対をかわし(で、味方も出てくる)、経験による直感や勘に従って捜査を続け、「何か引っかかる」の「何か」を追求した結果、真犯人を追跡し、暗礁に乗り上げかけた事件を見事解決!・・・ドラマはクライマックスを迎えます。
私たちが普段感じたり、考えたり、今、気がついている「意識」は圧倒的に潜在意識・無意識が占めるとも言われていますし、あながち直感や勘をないがしろにはできないなと(ドラマを見ながら)思うのです。
とはいっても職場を見直すうえでは、直感頼みにするのではなく、きちんと理論的に整理して解決の実践を図っていくことがポイントになります。
職場でなんとなく「アレ?」と思っていること、「まあイマイチだけど、こういうものかな」と感じていること、これは職場の労働環境を見直す機会ですよ、と知らせるサインかもしれません。
・忙しいので当たり前と思っていたけど、なぜか残業が多い
・そういえばなぜかずっと忙しい
・なんかしんどいけど業態的に仕方がないのかな
・なんで彼・彼女はいつもミスするの
・なんで自発的に仕事しないの
・・・・
これら直感で感じていることを突き詰めて「なんでそう感じるのか?」を考えてみると、とるべき対応策が見えてきます。直感や勘を見過ごすことはできませんが、最終的には理論で解決の手段をとっていくことが必要です。
また、なんとなくイマイチと思っていることは、職場のモチベーションを下げますし、決して効率良く仕事が捗る状態にはつながりませんよね。
みなさんが職場で直感的に感じていることを、理論的に労務管理の手法で見直す機会にしてみませんか。それはひいては効率的に仕事を完成させ、会社の生産性をアップさせることにつながります。
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経営相談室 スタッフコンサルタント 高島が担当しました。
(2014年9月24日公開)
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