産創館の起業サポートチャンネル「起業アイデアのタネを育てるネタノート(通称:タネノート)」の回に出演しました。
動画の特徴を知って活用する
「タネノート」は、起業予定の方が一人でも事業のアイデア(タネ)をまとめるワークができるようにした産創館オリジナルのノートです。
今回は動画で詳しく利用方法を紹介していますので、ご自宅で「タネノート」を使う際にお役立てください。
産創館起業サポートチャンネルでは、創業計画書など起業に関する動画をYouTubeで配信していますので、ぜひ“高評価”と“チャンネル登録”をお願いします。
<リンク先:産創館 起業サポートチャネル>
<リンク先:【無料】起業アイデアのタネを育てるネタノート>
さて、産創館のみならず、企業や個人による動画活用は年々増加しています。モバイル機器や通信環境などが整備されたことが主な要因です。さらに新型コロナウイルス感染症の拡大により配信する人も観る人も大幅に増え、いろんな動画を楽しむことができるようになりました。
その中でも動画のビジネス活用が注目される理由は、情報量の多さと影響力の大きさにあり、1分間の動画の情報量は、180万言語、3,600のWEBページ分に匹敵し、商品・サービスへの理解が74%高まり、商品の購入率が64%アップすると言われています。(※2)
(※2 出典:「MAG BOXIL」)
動画は音声と映像で記憶に残りやすいことに加え、電車移動などの隙間時間で視聴できるので多忙な現代人のライフスタイルにマッチしています。その特徴は下記のようにまとめられます。
・映像で詳細な内容が伝えられる(理解度の向上)
・ホームページに掲載すると検索エンジンで高評価が得られる(SEO評価の向上)
・SNSでの拡散が期待できる
・ユーザーからの直接評価を得られる
などです。これらの特徴を踏まえた上で、他の広報手段と併せて活用するとより効果が得やすいです。
動画は比較的簡単に始められ、パソコン、ネット環境、動画編集ソフト、カメラ、マイク、照明器具があればできます。スマホでもある程度できるので、ハードルはとても低いです。
“動画の編集方法”、“動画の編集ソフト”、“動画チャネルの開設方法”、“見てもらうための動画の作り方”など、検索すれば必要な情報がインターネットで得られます。
簡単に始められる動画ですが、ビジネスにうまく活用していくためには、最初に①ターゲットとコンテンツの明確化、②目標設定と効果測定方法の検討、③運営方法の検討といった準備もしておきましょう。
①ターゲットとコンテンツの明確化
「誰に」「何を届けるか」といったマーケティングの要素を踏まえ、テーマの方向性を決めます。多くの情報を盛り込むと、視聴時間が長くなり動画から離脱していく可能性が高くなりますので、テーマに沿って、伝えたいメッセージをコンパクトにまとめ、動画を作成しましょう。
②目標設定と効果測定方法の検討
動画を始めると再生回数や視聴回数が気になりますが、顧客獲得につながりそうな数値(例えば自社ホームページへの流入数の増加など)を目標にして、目標に対する効果測定方法を決めておきます。
③運営方法の検討
動画の運営には、動画編集と投稿だけでなくユーザーコメントへの返信など、コストと時間がかかります。なるべく費用と作業負担が少ない運営方法を検討し、継続した取り組みにしていきましょう。
動画作成に便利なツールも続々と登場しておりますので、まずは始めてみることも大事ですね。
経営相談室 スタッフコンサルタント 大西 が担当しました。
大西 森(おおにし しげる)のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 大西 森(おおにし しげる)のプロフィール
(2021年11月24日公開)
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