創業者、起業家、経営者の皆さんこんにちは。大阪産業創造館(産創館) 経営相談室(あきない・えーど)の服部です。このブログでは、中小企業経営者の皆さんから、気軽にご相談を頂くために経営相談室の雰囲気をお伝えできればと思います。
大阪産業創造館は、「中小企業の経営力強化」と「創業」を支援し、大阪経済の活性化に寄与するために様々な活動をしています。その中の一つに経営に関する各種セミナーがあります。セミナーは企画・開催・フォローまで色々な方の知恵と汗を結集して行っています。
現在、私は“使える”中期経営計画のセミナーを企画しています。
※現在はお申込みの受付を開始しています。
“使える”中期経営計画書の作成の基本 《その1》 ~経営目標と経営戦略~
中期経営計画というと、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
銀行への説明資料になっているもの、来年の目標数字だけが示されているもの、中期経営計画書作成本を写したもの、経営理念や経営哲学、社訓や社是がまとまっているもの、取引先や従業員への方針が示されているものなど、様々あろうかと思います。
私がお客様から相談を承る場合も様々な計画書のご説明をいただき、同時に作成した計画についてのアドバイスを求められます。一筋縄でいかない計画を作成する上でのお客様のご苦労がひしひしと伝わってきます。
そこで今回のセミナーでは、実務で“使える”ことを念頭において、会社の3年から5年先の道筋を計画できるようにセミナーを企画しています。少しだけ企画の中身を下記にご紹介させていただきます。
計画立案で最初に問われることは、計画期間中に実現していく“あるべき姿”という点です。これは将来できる姿でも将来ありたい姿でもありません。将来できる姿では、目標ができる範囲に限られた小さな物となってしまいます。
京セラの創業者の言葉にもあるとおり経営は未来進行形、すなわち今できなくても将来できるように会社を経営していかなくてはなりません。また、将来ありたい姿では、経営者の独りよがりに陥り、スタッフや顧客がついていけなくなってしまいます。
したがって、あくまで“あるべき姿”でなければなりません。では“あるべき姿”にはどういう要素が必要なのでしょうか。対外的評価、将来の目標、組織のあり方が含まれます。より詳しく学びたい方はぜひセミナーにご参加の上、経営相談室までお越しください。
経営相談室 スタッフコンサルタント 服部が担当しました。
▼服部 繁一(ハットリ シゲカズ)のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 服部 繁一( ハットリ シゲカズ )のプロフィール
(2014年7月2日公開)
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