第504回 ビジネスアイデアをカタチにするには?|経営相談室のなかのひと|大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

中小企業の経営者・起業家の皆様を支援する機関。大阪産業創造館(サンソウカン)

ビジネスアイデアをカタチにするには?

  • やりたいビジネスをカタチにするには?
  • アイデアからビジネスプランへ
  • サマリーシートを活用しよう

やりたいビジネスをカタチにするには?

スタッフコンサルタントの東です。

10月に入りずいぶん過ごしやすくなりました。グルメや旅行など、秋の行楽シーズンの到来にわくわくするこの頃です。

まずはサマリーから取り組んでみよう!

まずはサマリーから取り組んでみよう!

経営相談室では、これから創業したい方のご相談も多く受けておりますが、これまでのお仕事の経験がベースになった事業で創業される方もいれば、ご自身や周囲の方の悩みの解決をしたいと、経験のない分野の事業で創業される方もいらっしゃいます。
特に後者の場合、「こんなことができたらいいな」や、「こんなものがあればいいな」というビジネスアイデアが起点になりますが、アイデアだけではビジネスとして成り立つのかが図れません。

そこでやりたいビジネスをカタチにするために、自分の思いや考えを「ビジネスプラン」というビジネスを検討するうえで必要な項目が書かれた書面に落とし込んで具体化することが必要です。

アイデアからビジネスプランへ

アイデアを思い付いたら次に着手いただきたいのがビジネスプランです。
ビジネスプランには、事業を立ち上げていく上で検討が必要な項目が盛り込まれていますので、各項目を埋めていくことによって、何を具体化すればいいのかも見えてきます。
ただ、ビジネスプランには決まった様式があるわけではなく、目的や対象者、規模、業種などによっても記載内容はさまざまです。
一般的によくある項目としては下記があります。

1.事業概要:事業者の経歴、創業動機、経営理念、事業の概略、事業環境の分析など
2.マーケティング戦略:商品・サービスの概要(特徴・優位性)、顧客へのアプローチ方法、販売先・仕入先など
3.財務戦略:資金計画、損益計画、収支計画など
4.中長期・短期における具体的な行動計画など

また必要に応じて、複数名の体制で事業を実施する場合は人事戦略、製造を要する場合は生産戦略などを加えることもあります。

経営相談室では、「経営お道具箱」というビジネスプランのフォーマットを提供しているサイトがありますので、ぜひご確認ください。
□経営お道具箱 ビジネスプランフォーマット

サマリーシートを活用しよう

とはいえ、これだけの項目を一気に落とし込んでいくのは大変ですので、ビジネスの概略が1枚で表現できる「サマリー」から取り組まれると進めやすいです。
ビジネスアイデアをサマリーシートである程度固めてから、ビジネスプランへと肉付けしながら落とし込んでいくことをお勧めしています。

経営相談室では、起業されている方を対象に、「起業アイデアを整理する!ビジネスプランサマリー作成 個別面談パック」という無料の面談パッケージをご用意しています。

このパッケージでは、スタッフコンサルタントと対話をしながら、頭の中のアイデアをビジネスプランサマリーに落とし込むことによって、ビジネスを練り上げていくことができます。

ビジネスアイデアが思いついて、次のステップに進みたいとお考えの方は、ぜひご利用ください!

経営相談室 スタッフコンサルタント 東が担当しました。

▼東 純子(あずま じゅんこ)へのご相談(面談)

(2024年10月9日公開)

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