第301話 自社を取り巻く環境の分析が重要。さまざまな分析方法。|あきない・えーどのなかのひと|大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

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自社を取り巻く環境の分析が重要。さまざまな分析方法。

  • 環境分析の重要性
  • マクロ環境の分析
  • ミクロ環境の分析

環境分析の重要性

みなさん、こんにちは。
経営相談室の谷口です。
往復34kmの自転車通勤の効果が出て、体重が4kgほど減少してきました。
継続することが重要なので、今後もがんばっていきたいと思います。

環境の変化に目を向けていますか?

環境の変化に目を向けていますか?

さてみなさん。5年後、10年後のみなさんの会社、もしくは事業はどうなっていると思いますか?

そんなの想像したことないとか、環境の変化が激しいので、予想できないという答えが返ってきそうですが、自分たちの進むべき方向性をしっかりと見定めておかないと、顧客のニーズやライフスタイルの変化、技術の進歩などについていけなくなり、気が付いたら競合他社からまったく新しい商品・サービスが生み出されて、自社商品への需要がなくなる、といったことにもなりかねません。

そのため自社を取り巻く先々の環境変化を把握し、それに合わせて自社のあるべき姿(ビジョン)を明確にする必要があります。

マクロ環境の分析

ではどのように自社を取り巻く環境を分析すればいいでしょうか?

まず外部環境はマクロ環境ミクロ環境に分けることができます。

マクロ環境とは自社の努力でどうすることもできない世の中の大きな動向などを指します。
分析する観点としてPEST分析というフレームワークがあります。

Politics(政治):法律、制度の規制緩和、税制、外交など
Economy(経済):景気動向、物価、為替、原油価格など
Society(社会・文化):人口、価値観、流行、ライフスタイルなど
Technology(技術):新たな技術開発、技術の進歩、ITなど
それぞれの頭文字をとってPEST分析といいます。

まずはマクロ環境を分析することで世の中の動向を把握することが大切です。
マクロ環境の変化がミクロ環境に影響を及ぼし、みなさんのビジネスに直接関係してくるからです。

ミクロ環境の分析

ミクロ環境とは、自社の努力で多少統制が可能な環境を指し、市場・顧客、競合などの変化になります。

市場分析では業界の市場規模や成長性を読み解き、商品ライフサイクル(導入期、成長期、成熟期、衰退期)がどの段階か把握し、それに合わせた戦略が求められます。
顧客分析では顧客の顕在的・潜在的ニーズを把握することが重要です。

顕在的ニーズの把握に効果的な方法は顧客に対するアンケートやインタビューなどの調査です。

潜在的ニーズの把握には、顧客への深い共感を出発点として顧客のインサイト(顧客自身が気付いていないニーズ)を知ることが重要です。
その方法として、顧客の行動を観察する、顧客と同じ体験をするなどが有効です。

しかし、競合他社と同様の商品・サービスであったり、同じ価格帯であると激しい競争に巻き込まれるので、競合他社の主要ターゲットや強み・弱みを分析し、差別化を図る必要があります。

以上のようにマクロ・ミクロ環境を分析することで、自社を取り巻く環境や今後、世の中がどう変化するかを読み解くことで、自社のあるべき姿を明確にしていただきたいと思います。

産創館では上記のような環境分析を含めて、中期経営計画策定を支援するプログラムを行っています。

□はじめてでも安心!中期経営計画策定サポートプログラム
https://www.sansokan.jp/tyukeisupport/

自社の先々を見越した計画をしっかり立てたいと思う事業者の方は、是非お申込み下さい。

経営相談室 スタッフコンサルタント 谷口 が担当しました。

▼谷口 睦(たにぐち むつみ)のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 谷口 睦(たにぐち むつみ)のプロフィール

(2020年9月9日公開)

大阪産業創造館 経営相談室(あきない・えーど)

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