ビジネスプランコンテストの応募者に、プレゼンテーションのアドバイスをすることがあります。あまり慣れていない方のプレゼンを聴いていると、何を伝えたいのかよくわからないことがあります。
プレゼンは論理的かつシンプルに!
原因のひとつとして、伝える内容が多すぎ、しかも整理できていないことがあります。
それではどのように改善すればよいのでしょうか?
まず、プレゼン全体のストーリーを作ることがポイントになります。
最初に結論を話し、聴いている方に「今から何を伝えるのか」を理解してもらいます。次に結論を支える理由・事例を入れ、最後にもう一度結論を言います。「結論(Point)→理由(Reason)→事例(Example)→結論(Point)」というストーリーであり、英語の頭文字をとってPREP法(プレップ法)と言います。プレゼン内容を論理的に整理することができるため、覚えておくと便利です。
また、プレゼン資料をできるだけシンプルにすることも大切です。
言葉でたくさん書くよりも、写真や図を使って直観的に理解してもらったり、正確さよりもわかりやすさを優先して長い文章を思い切って削ったりします。
2020年10月30日(金)に大阪産業創造館にて「海外ビジネスにおける交渉・プレゼンテーションの実務セミナー」を開催します。
海外ビジネスをテーマとしていますが、国内も海外もビジネスの基本は同じであり、プレゼンテーションについてもなんら変わりませんので、国内ビジネスに携わる方も是非受講頂ければ、と思います。
経営相談室 スタッフコンサルタント 泉 が担当しました。
▼泉 仁史(いずみ ひとし)のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 泉 仁史(いずみ ひとし)のプロフィール
(2020年10月21日公開)
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