Webサイトを作ってはみたものの、お問い合わせやお申し込みなどの成果に繋がらない…そういったお悩みをお抱えの事業者様も多いのではないでしょうか?
Webサイトの成果・効果が出ない原因を探るための簡易なチェック項目を考えてみましたので参考にしてください。
1.十分な数のターゲットユーザーが来ているか
2.ユーザーがWebサイト内を巡回したか
3.ユーザーにとって目的の情報が掲載されているか
ユーザーがWebサイトを訪問してから情報を得るまでの流れになっていますので、1→2→3と順番に改善していってください。
各項目の詳細は以下の通りです。
【1. 十分な数のターゲットユーザーが来ているか】
望んだ成果を出すためには、十分な数のターゲットユーザーがWebサイトを訪問する必要があります。
…などなど、効果が出ないのであれば、まず最初に十分な数のターゲットに訴求できているか、どれぐらいWebサイトに誘導できているかを検証してみてください。
【2. ユーザーがWebサイト内を巡回したか】
Webサイトにターゲットユーザーが訪問したとしても、すぐに立ち去られてしまったら、やはり成果は出ません。
アクセス解析によって訪問者がどれぐらいサイト内を移動しているか、それぞれのページの閲覧時間がどの程度か、などを調べることが可能です。
Webサイト内を巡回していない、閲覧時間が短いということであれば、その原因を特定して、解決する必要があります。
考えられる原因として、
…といった理由が考えられます。
第三者に確認してもらって感想を聞くと、改善ポイントを探ることができます。
確認してもらう第三者は、ターゲットユーザーと同じ、あるいは近しい属性の方が良いでしょう。
【3. ユーザーにとって目的の情報が掲載されているか】
Webサイトに訪問する人は、何らかの情報を得ようと思っています。
そのため、Webサイトに自分の欲しい情報がなかったら(見つけられなかったら)立ち去ってしまいます。
いつでも情報が得られるのがwebサイトのメリットです。
しかし、肝心なことを問い合わせないと分からないというのであれば、競合のWebサイトに行ってしまう可能性が高まります。
貴社のWebサイトを訪問される方はどのような情報を求めているのでしょうか?
訪問される方にとって必要な情報が掲載されているか、再検討されてみてはいかがでしょうか。
Webサイトは印刷した冊子やチラシとは異なり、いつでも修正することが可能です。
また、他のプロモーション手段よりもユーザーの行動を把握しやすいことも特長です。
「Webサイトを作ってみたものの、成果が出なかった」で終わってしまってはもったいないです。
ユーザーの行動を把握しながらPDCAサイクルを回しつつ、成果が出るようにブラッシュアップしてきましょう。
経営相談室 スタッフコンサルタント 待谷 が担当しました。
(2019年8月14日公開)
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