第309回 マーケティングのとらえ方|経営相談室のなかのひと|大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

中小企業の経営者・起業家の皆様を支援する機関。大阪産業創造館(サンソウカン)

なかのひと
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マーケティングのとらえ方

  • 様々なマーケティングの捉え方
  • 商品の価値は使用するときに生まれる
  • お客様の困りごとを理解する

様々なマーケティングの捉え方

仕事をするようになると、「マーケティング」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないかと思います。

創業者向けのマーケティングセミナーでは、参加者のみなさんがどのようにマーケティングを捉えているのか、グループディスカッションしてもらいます。

お客様の役に立つ商品づくりをしよう

お客様の役に立つ商品づくりをしよう

皆さんからの意見は、「市場調査」、「顧客を知ること」、「ターゲティング」、「ニーズを知ること」、「商品企画」、「値段設定」、「広告宣伝」、「PR」、「プロモーション」、「代理店開拓」、「販路開拓」などなど、議論百出で話が尽きないディスカッションになります。

このように、マーケティングという言葉には、様々な見方や考え方があります。

商品の価値は使用するときに生まれる

さて、商品・サービスをお客様にお求めいただきたい時、売り手が考える商品の良さをアピールすれば買っていただけるでしょうか?

それは、闇に鉄砲を放って獲物をしとめるようなもので、決して効率の良い販売とはいえないでしょう。

ではどうすればよいのでしょうか?

お客様の困りごとを理解する

答えは、お客様の困りごとを理解して、その解決策としての商品・サービスを提案するということです。商品の本当の価値はお客様が使用するときに生じ、売り手はその価値を生むための提案しかできないのです。

最近では、モノもサービスもあふれる時代になりました。商品・サービスをお客様に選んでもらうためには、お客様の困りごとにピンポイントで答えるものしか響かなくなっているのです。

お客様の困りごとを知る方法や価値をどのように伝えるかなど、経営相談室でご相談いただけますのでぜひご利用ください。

経営相談室 スタッフコンサルタント 服部 が担当しました。

服部 繁一(はっとり しげかず)のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 服部 繁一(はっとり しげかず)のプロフィール

(2020年11月4日公開)

大阪産業創造館 経営相談室

06-6264-9820
(9:00~17:30※土日祝除く)