第570回 若い世代との付き合い方|経営相談室のなかのひと|大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

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若い世代との付き合い方

  • α世代とは
  • 世代間トラブルの懸念
  • お互いに価値観を理解する努力が必要

α世代とは

新聞に「α世代」の特集記事がありました。私は「α世代」という言葉を知らなかったのですが、「Z世代」(1990年代半ば~2010年代初めに生まれた世代)の次の世代で、今の中学生以下くらいの世代(2010以後に生まれた世代)のことを指します。

お互いに価値観を理解する努力が必要!

お互いに価値観を理解する努力が必要!

Z世代は、生まれた時からインターネットやスマートフォンが身近にある「デジタルネイティブ」と言われてきましたが、α世代はさらにデジタル化が進んだ世界(AIなど)で育った世代になります。

世代間トラブルの懸念

記事によると、α世代では、テーマパークに行く人が減る一方で、デジタル空間で遊ぶ人が増えているとのことでした。テーマパークの価格高騰などの影響で、親が子ども達をテーマパークに連れていくことが減っているなどの要因もあるようですが、若い世代のリアル体験離れが、想像以上に加速していると感じました。
数年後にはα世代も社会人になりますが、デジタル弱者・リアル体験重視の高齢就業者が増えていることを考えると、世代間トラブルに今まで以上に配慮する必要があると思います。

お互いに価値観を理解する努力が必要

それでは世代間トラブルを防ぐために、どうすればよいのでしょうか?
記事には「上の世代が若い世代を理解する努力だけでなく、若い世代も自分たちより上の様々な世代を理解するように教育などで導いていく必要がある」というようなことが書かれており、目から鱗が落ちるような思いがしました。若い世代との付き合い方に悩む多くの年配者は、「自分達がどうすれば若い世代を理解し、合わせることができるか」ということに焦点を当てすぎており、「若い世代も上の世代を理解し、合わせる必要がある」という認識が乏しかったのではないか、と気づいたからです。どちらか一方の価値観だけが正しいということではない以上、どちらか一方だけが相手に合わせるという関係ではなく、お互いが価値観の違いを理解し、すり合わせていくことが大切です。したがって、年配者は、若い世代の価値観を理解する努力をする一方で、自分達の価値観もしっかりと示し、若い世代と話し合う必要があるのです。

経営相談室 スタッフコンサルタント 泉が担当しました。

▼泉 仁史(いずみ ひとし)へのご相談(面談)

(2026年1月28日公開)

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