第305回 営業トーク オンライン時代でも変わらないもの|経営相談室のなかのひと|大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

中小企業の経営者・起業家の皆様を支援する機関。大阪産業創造館(サンソウカン)

なかのひと
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営業トーク オンライン時代でも変わらないもの

  • お客様の「○○できる?」が受注獲得につながる。
  • 営業トークには型がある。
  • お客様のブラフには屈しない。

お客様の「○○できる?」が受注獲得につながる。

こんにちは。
経営相談室の森です。

新型コロナウイルス感染症の影響がまだ根強く、どの会社も人との接点を減らさざるを得ず、特に営業関係の方はご苦労なさっていると思います。お客様とのファーストコンタクトやプレゼンテーションもWEBを使ったものが増えています。

何事も基本に忠実に

何事も基本に忠実に

しかし、商談も詰めの時期やクロージングの段階では、営業マンの役割はまだまだ大きいです。販売先の購買担当者との信頼関係を深めて、「○○できる?」という問い合わせを増やせば、売り上げは増えてゆきます。

営業トークには型がある。

お客様からの「問い合わせ」を活用して、営業効率を高める方法を一つご紹介します。

営業会議などの折、各営業マンにポストイット等にお客様からの「問い合わせ」を1件ずつ書き出してもらいます。

書き出したポストイットをホワイトボードに張り付け、同じ内容のものは一か所にまとめていくと、同じ内容の塊ができます。この数の多い方からベストファイブが、業界のニーズに他なりません。

この結果(ニーズ)に対して、提案内容を考えておけば、お客様の「○○できる?」という言葉が出た時、または出る前に「○○させていただきましょうか?」と提案することができ、次回プレゼンテーションや、商談につながる可能性は高くなります。

お客様のブラフには屈しない。

もちろん、商談がいつもスムーズにいくとは限りません。

「ほかの会社はもっと安い」とのお言葉がお客様から返ってくるのもよくあることです。品質やデリバリー条件等を考慮せずにおっしゃることが多いですね。
但し、これは提案する側の出方をみるといったハッタリ(ブラフ)であるケースが大半です。

こういったブラフには冷静に、品質、生産ロット、デリバリー体制等を説明して、安易な値引きに走らないように注意しましょう

経営相談室 スタッフコンサルタント 森 が担当しました。

(2020年10月07日公開)

大阪産業創造館 経営相談室

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