こんにちは。
経営相談室の森です。
新型コロナウイルス感染症の影響がまだ根強く、どの会社も人との接点を減らさざるを得ず、特に営業関係の方はご苦労なさっていると思います。お客様とのファーストコンタクトやプレゼンテーションもWEBを使ったものが増えています。
何事も基本に忠実に
しかし、商談も詰めの時期やクロージングの段階では、営業マンの役割はまだまだ大きいです。販売先の購買担当者との信頼関係を深めて、「○○できる?」という問い合わせを増やせば、売り上げは増えてゆきます。
お客様からの「問い合わせ」を活用して、営業効率を高める方法を一つご紹介します。
営業会議などの折、各営業マンにポストイット等にお客様からの「問い合わせ」を1件ずつ書き出してもらいます。
書き出したポストイットをホワイトボードに張り付け、同じ内容のものは一か所にまとめていくと、同じ内容の塊ができます。この数の多い方からベストファイブが、業界のニーズに他なりません。
この結果(ニーズ)に対して、提案内容を考えておけば、お客様の「○○できる?」という言葉が出た時、または出る前に「○○させていただきましょうか?」と提案することができ、次回プレゼンテーションや、商談につながる可能性は高くなります。
もちろん、商談がいつもスムーズにいくとは限りません。
「ほかの会社はもっと安い」とのお言葉がお客様から返ってくるのもよくあることです。品質やデリバリー条件等を考慮せずにおっしゃることが多いですね。
但し、これは提案する側の出方をみるといったハッタリ(ブラフ)であるケースが大半です。
こういったブラフには冷静に、品質、生産ロット、デリバリー体制等を説明して、安易な値引きに走らないように注意しましょう。
経営相談室 スタッフコンサルタント 森 が担当しました。
(2020年10月07日公開)
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