第207回 従業員の意欲を高め、知恵を引き出し、行動させるには|あきない・えーどのなかのひと|大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

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あきない・えーどのなかのひと
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従業員の意欲を高め、知恵を引き出し、行動させるには

  • 従業員が指示待ちである
  • 現場の立場に立ってみると
  • 従業員に任せてみる

従業員が指示待ちである

こんにちは。スタッフコンサルタントの谷口です。
ようやく涼しくなってきて、過ごしやすい季節になりました。
一年を通してこの季節が一番好きです。

さて、経営者が経営していくにあたり、現場からは次々と新しい問題が出てくると思います。

従業員が意欲的に知恵を出す組織になっていますか?

その問題に対して、経営者は問題を分析 ⇒ 課題を設定 ⇒ 具体的な実行プランを作成 ⇒ 現場に周知 ⇒ そして実行させます

ところが、従業員がなかなか実行に移さない、または指示されたことしかしないということで悩んでいる経営者の方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

現場の立場に立ってみると

原因はいろいろあると思いますが、従業員の合意を得ていない、または従業員の腑に落ちていない、ということが考えられます。

実行プランだけが上から降ってきて、その真意・目的がわからないまま、目標の数値だけ与えられたのでは、言われたことしかできないのは仕方がないかもしれません。
現場に新しい施策を打ち出すときは、まずその目的を説明して、従業員の合意を得る必要があります。

合意を得ないまま実行に移すと、従業員にとってやらされ感だけが残り、何が何でも目標を達成してやろうという気持ちになれないのではないでしょうか?

合意が得られない理由として、施策の内容が現場に即していない場合があります。
「上は現場が何にもわかっていない・・・」という声が聞こえてきそうです。

従業員に任せてみる

そんなときは、現場の人間に権限を委譲して、課題を設定し、改善策を考え、実行に移す体制にして、経営者はそのサポートをするというやり方もあります。

組織の規模が大きくなり、社長が現場を離れているような会社の場合は、すべての問題に社長が対応するのは難しく、現場に一番詳しい人間に任せて考えさせたほうが、解決できる可能性が高まり、実行に移すまでのスピードがあります。

また人は他人に決められたことをするより、自分で考えたアイデアを実行するほうが、はるかにワクワクして楽しいはずです。

自分で考えたアイデアが形になり、現場が改善されると、効率的になることで働きやすくなります。
さらに、周りからも感謝されるとモチベーションも高まるため、普段から問題意識を持って仕事に取り組むようになるので、改善が促進されるという正のスパイラルになります。

その状態が組織に浸透して、社風・文化にまでなれば従業員が意欲的に知恵を出し、自発的に行動する組織になるのではないでしょうか。

経営相談室 スタッフコンサルタント 谷口 が担当しました。

▼谷口 睦(たにぐち むつみ )のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 谷口 睦(たにぐち むつみ )のプロフィール

(2018年10月17日公開)

大阪産業創造館 経営相談室(あきない・えーど)

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