第232回 経営者として把握しておくべきこと|経営相談室のなかのひと|大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

中小企業の経営者・起業家の皆様を支援する機関。大阪産業創造館(サンソウカン)

なかのひと
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経営者として把握しておくべきこと

  • 経営を考える上で必要なこと
  • 経営活動を客観視する
  • 強みを伸ばし弱みを補完する

経営を考える上で必要なこと

こんにちは。経営相談室の東です。
4月に入り春の陽気を感じる季節となりました。
趣味や学びなど、新たな取組を始めたくなる時期でもありますね。

自社のビジネスモデルを棚卸してみませんか?

経営相談時に後継社長として経営に携わって間のない方とお話する機会がありますが、「経営者として何を学んでおくべきか広すぎて大変!」というお声を聞きます。

環境変化が激しい現代においては、日を追うごとにさまざまな知識や情報をキャッチしておくことが求められます。
ただし、時間は無尽蔵にあるわけではないため、限られた時間の中で、何からどう着手するか優先順位をつけておくことが求められるのではないでしょうか。

そのためには、まず、自社の資金や人材という「経営資源」を活用して、どのように「運営・管理」しながら、「商品・サービスを提供」しているか、一連の経営活動がどのように行われているのか、現状を確認する必要があります。

経営活動を客観視する

経営活動をする上で必要となる経営資源となる資金や人材は有限ですし、それらを調達してくるのにも時間やコストがかかります

また、それらの経営資源があっても、自社でどのような流れで運用・管理していくかによって、売上及び利益が変わってきます

今、自社が保有している経営資源が何かその経営資源を効果的・効率的に活用して、適時適切に運用・管理が行えているか日々の経営活動の流れを客観視することによって、何からどう着手していくのか道筋が見えてくると思います。

強みを伸ばし弱みを補完する

現在の状況がわかれば、自社がどんなものを有しているのか、それが自社の競争力につながる強みになっているのかを確認することができます。

一方で、強みがわかると、どんなものが不十分で、自社の弱みとして表出しているかも確認できます。
その結果、自社の強みをより伸ばし、弱みをどう補完するべきか、優先的に取り組むべきことが見えてきます

経営課題は幅が広いですが、当館では一連の経営活動について、チェックシートを用いて、現状確認いただく講座を開催しています。

□経営者が知っておくべき企業経営の全体像(2019年6月19日(水)開催)
→ https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=27845

自社の経営状態について、何からどう取り組むかを立ち止まって見据えたいとお考えの方は、ぜひご参加ください!

経営相談室 スタッフコンサルタント 東 が担当しました。

▼東 純子(あずま じゅんこ )のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 東 純子(あずま じゅんこ )のプロフィール

(2019年4月17日公開)

大阪産業創造館 経営相談室

06-6264-9820
(9:00~17:30※土日祝除く)