みなさん、こんにちは。
大阪産業創造館 経営相談室の岡島です。
もうすぐ第2回目となる、
女性起業家応援プロジェクトの
ファイナリストが2016年1月23日にプレゼンテーションされます。
ちょうど、昨年(2015年)の今頃に1回目のご案内を
このブログで書いたことを思い出します。
さらに、大阪起業家スタートアッパー事業の
ビジネスプランコンテストも2016年1月20日に開催されます。
このような不特定多数の方の前で
自身のビジネスプランを発表できるのは非常に貴重な機会です。
起業家1人が持っている経営資源には限りがありますので
様々な方から協力を得ることはとても重要です。
そして、ビジネスコンテストでの良いプレゼンテーションには
いくつかのポイントがあります。
まずはビジネスコンテストの趣旨を捉えた上で、
共感を得られるかどうかです。
イベントの趣旨を理解せずに、ビジネスプランを発信しても
ただの独りよがりに終わってしまうことになりかねません。
また、共感を得ることができなければ、
協力をしたいと思う動機付けにつながりませんので、
何を伝えれば共感を得られるかを意識してください。
但し、協力したいと思うきっかけは、
決してビジネスモデルの完成度や起業家の能力だけではなく、
熱意や想いに加えて起業の動機などが重要です。
そしてもう1つは、
与えられたプレゼンテーションの時間を有効に使えているかです。
一般的には10分程度で、短ければ5分などの限られた時間に、
必要な情報を絞り込むことです。
ついつい、サービスメニューの紹介を優先させてしまう方が多いのですが、
共感を得られなくては協力を得ることができません。
だからといって、時間を大幅に超えるプレゼンテーションも
あまり褒められたものではありません。
そして最後のポイントは、
どれだけ準備に時間をかけたかだと思います。
何度も、練習を繰り返して努力した起業家は
堂々と自信のあるプレゼンテーションを行い
成果を獲得しておられるように感じます。
起業家として活動する際に、このような機会を生かせるかは、
今後の事業拡大に大きく影響してきます。
実際に、ビジネスプランコンテストなどを機会に
事業を成長させた方をたくさん見てきました。
そのためにも、まずは様々なビジネスコンテストや
起業家向けのイベント情報を収集・参加を行い、
獲得した機会を最大限に生かしてください。
経営相談室でのご相談は随時受け付けております。
気軽にお声掛けください。
経営相談室 スタッフコンサルタント 岡島が担当しました。
▼岡島 卓也(オカジマ タクヤ)のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
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(2016年1月13日公開)
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