【ベーシックセミナー】はじめての中期経営計画作成シリーズが11月からはじまりました。
このセミナーは2014年度から開催しており、累計30回以上、約2,000名(重複あり)の方々に、ご聴講いただきました。
セミナーでお伝えする骨格は大きく変わっていませんが、毎回、セミナー担当者と振り返りを重ねて、少しずつコンテンツを更新しています。
セミナーには、参加者の皆さんから様々なお悩みをお話いただきます。
例えば、複数事業があってどうやって計画してよいかわからない、作ってみたけど正しいかどうか自信が持てない、これまで計画作成してきたが画餅になってる、承継を控えて後継者と二人三脚で計画を作りたい、補助金の計画に役に立ちそうなど、中には金融機関から勧められたなんていう声もありました。
参加者の方には個別の面談や訪問による作成支援をご希望される方もいらっしゃいます。私も皆さんのお悩みを伺って、いろいろな企業の計画作成の伴走支援にかかわらせていただきました。
セミナーでは、計画作成にまつわる諸々のことをお伝えさせていただいています。
細かくはセミナーにお越しいただくしかないのですが、ここでは、実現性を高める要点の1つとして、一貫性について触れておきます。
一貫性とはどういうことか?経営計画は、理念やビジョンを実現するためのものです。そして結果として行動と数値が残ります。実現可能性の高い経営計画は、理念やビジョンと行動や数値をつなぐ考え方が、誰の目から見ても矛盾がない状態になっています。
だからこそ、経営者自身が自信をもって経営でき、スタッフも経営者についていこうという一体感が生まれます。そうした企業は、顧客や仕入先をはじめ、周囲からの支援も比較的得やすくもなるようです。
これから経営計画を作成するようでしたら、ぜひ一貫性を重視してみてくださいね。
当経営相談室では、年間約6,000件の御相談に対応しています。経営に関して迷われることがございましたら、一人で悩まずに、まずはお気軽にお電話ください(経営相談:06-6264-9838)。
経営相談室 スタッフコンサルタント 服部 が担当しました。
▼服部 繁一( ハットリ シゲカズ )のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 服部 繁一( ハットリ シゲカズ )のプロフィール
(2018年11月14日公開)
この記事に関連する大阪産業創造館のコンテンツ