第32回 「マッサン」から起業を学ぶ|あきない・えーどのなかのひと|大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

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あきない・えーどのなかのひと
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「マッサン」から起業を学ぶ

  • NHK連続テレビ小説「マッサン」は起業の物語
  • 絵に描いた餅
  • 虎穴に入らずんば虎児を得ず

NHK連続テレビ小説「マッサン」は起業の物語

いまNHKでやっている連続テレビ小説「マッサン」を見ていて(時々しか見ていませんが)気付いたことは、これは起業に関する物語だということです。

マッサンの登場人物はいいこと言います!

この物語のモデルはニッカウィスキーの創業者ですので、“いまさら何を当り前のことを言ってるの?”と思われるかもしれませんが、起業支援をしている者としては“アル、アル”と感じる場面やセリフがあり、結構感心しながら見ています。

絵に描いた餅

第8週のタイトルは「絵に描いた餅」でした。マッサンは「日本でウィスキーを作りたい」という思いはあるものの、金もなく、まったく実現可能性の見えない状況に陥っているなか、造り酒屋の実家に呼び戻されます。

そして実家の職人に「ウィスキーなんて日本で売れるわけがないし、金もないし、坊ちゃんのやろうとしていることは絵に描いた餅じゃないですか!」と叱られます。

母親からは「ウィスキー作りをやめて実家の造り酒屋を継げ」としつこく言われ、マッサン自身も自信がなくなってきて、このまま造り酒屋を継ぐ方が、将来生まれてくる子供にとってもいいのではないか、と弱気になっていたとき、父親から「子供を理由にウィスキー作りをあきらめるのか!」と一喝され、もう一度、ウィスキーに取り組む決意をします。

虎穴に入らずんば虎児を得ず

とはいえ、金がないのはどうしようもなく、第9週は「虎穴に入らずんば虎児を得ず」というタイトルで、マッサンはウィスキー作りに金を出してくれそうな鴨居商店に協力をお願いにいきます。

鴨居の大将にウィスキー事業を丸ごと喰われるリスクはありますが、絵に描いた餅で終わらせないため、リスクをとってチャレンジします。

この物語を見ていると、人の心の不確実さ、家族との関係、人の縁も含めて、起業というのは本当に綱渡りだと感じるのです。  

経営相談室 スタッフコンサルタント 泉が担当しました。

▼泉 仁史(いずみ ひとし)のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 泉 仁史( いずみ ひとし )のプロフィール

(2014年12月17日公開)

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