第373回 俯瞰して自社の経営課題を確認しよう|経営相談室のなかのひと|大阪の中小企業支援機関。 大阪産業創造館(サンソウカン)

中小企業の経営者・起業家の皆様を支援する機関。大阪産業創造館(サンソウカン)

なかのひと
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俯瞰して自社の経営課題を確認しよう

  • 経営に関わるさまざまな課題
  • 俯瞰して把握することの大切さ
  • 何をすべきかを見定める

経営に関わるさまざまな課題

経営相談室の東です。
2022年に入って早3月、決算を迎えられる会社も多いと思います。
同じく、新年度に向けて今抱えている経営課題をどうするかをお考えになられている経営者の方も多数いらっしゃるのではないでしょうか。

経営の全体像を俯瞰してみましょう

経営の全体像を俯瞰してみましょう

経営に関わる課題はさまざまです。
「誰に対してどんな商品・サービスをどのような方法で販売するのか」というマーケティングに関することから、「ヒト」、「モノ」、「カネ」という自社の経営資源をどのように運用・管理していくかも考えなければなりません。
また、ビジネスを進めていくにあたって、法的な制約を受けたり、専門知識が必要となる場面も多々あります。

当経営相談室においても、経営に関するさまざまな分野に対応するため、100名を超える専門家に経営サポーターとして登録いただいておりますが、そのカテゴリは約20にわたります。

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https://www.sansokan.jp/akinai/consult/

俯瞰して把握することの大切さ

このようなさまざまな分野にわたる経営課題にバランスよく対応している経営者もいれば、特定の分野に苦手意識を感じる経営者も少なくありません。

営業は得意だけど決算書を見ても読み方がわからない、技術のことはわかるけどリーダーシップを発揮するのが苦手などなど…。
誰にだって得手・不得手はあります。

ただ、自分が苦を感じることのない特定分野のみに注力していて、適切な経営の舵取りは可能でしょうか。

経営者の仕事は経営に必要な判断をすることです。
経営に関わる自社の全体を俯瞰してみた上で、必要な経営判断をすることが求められます。

何をすべきかを見定める

このブログをご覧の方の中には、経営判断に必要な基準設定につながる経験値を培っている途上の経営者歴の浅い方もいらっしゃると思います。

まずは自社の経営状況を客観的に俯瞰し、自分が今何を把握していて、今後何を把握していかなければならないのかを明確にして、経営者として自分がやるべきことと他の人に移管できることを整理していくことから始めてみてはいかがでしょうか。

そんな方のために、自社の経営状況についてチェックリストを用いて確認し、取り組みのポイントを伝えるセミナーを開催します。

□4/13開催 経営者が知っておくべき企業経営の全体像

このセミナーをきっかけに、今後何をすべきかを見定めるヒントにしてみませんか?

経営相談室 スタッフコンサルタント 東 が担当しました。

東 純子(あずま じゅんこ)のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 東 純子(あずま じゅんこ)のプロフィール

(2022年3月2日公開)

大阪産業創造館 経営相談室

06-6264-9820
(9:00~17:30※土日祝除く)