こんにちは。スタッフコンサルタントの谷口です。
本年もよろしくお願いいたします。
新商品・新サービスを開発して、顧客に購入もしくは利用してもらうには、まず知ってもらうことが必要です。
みなさんはどのようにターゲットである顧客に宣伝していますか?
「メディアを活用して発信する」、「広告を出す」、「口コミ・SNSで拡散する」、「人的営業活動を行う」、など様々なやり方があるかと思います。
その中でも今回はメディアを活用した発信についてお伝えしたいと思います。
自社の商品・サービスを報道、あるいは記事として掲載してもらうには、メディアから取材を申し込んできた場合を除き、プレスリリースを作成して、メディアに対して発信します。
プレスリリースとは、自社の新商品・新サービスなどをマスコミ向けに知らせるための文章です。
プレスリリースの内容が、メディアの顧客層・企画と合致すれば、取り上げてもらいやすくなります。
プレスリリースには以下のようなメリット・デメリットがあります。
<メリット>
・広告と比較して、コストがあまりかからない。
・第三者であるメディアの発信であるため、客観的であり信用度が高い。
<デメリット>
・取り上げるかどうかはメディア側が決めるので、確実に掲載されるわけではない。
・記事の内容をコントロールすることができないため、意図した内容と違う場合がある。
新商品・新サービスを世に送り出す段階になったら、適切なメディアを選定し、プレスリリースを発信しましょう。
プレスリリースは以下のような構成になっています。
1.宛先(メディアの会社名・部署・担当者名)
2.日付(発信する日付)
3.タイトル(わかりやすく簡潔なタイトル)
4.リード文(いつ・どこで・だれが・何を・なぜ行うのかなど)
5.内容(企画が誕生した背景やストーリーなど)
6.発信者の概要(発信者の会社名・住所・電話番号・URL・メールアドレス・担当者名)
<留意点>
忙しいマスコミの担当者にプレスリリースを確認してもらい、興味をもってもらうために、以下の留意点を意識してください。
・テーマにニュース性があり、タイミングが旬である。
・視聴者・読者にとって有益であり、知りたいことかどうかを意識する。
・誇大表現、不当表示になっていないか確認する。
・A4サイズ1枚程度に収まるようにする。
プレスリリースに成功し、メディアに取り上げてもらえば、高い集客効果が期待できます。
しかし、その後リピートにつながらず、一過性の売上で終わってしまっては、せっかくの努力が水の泡になってしまいます。
リピートにつながる施策も合わせて考える必要があるでしょう。
大阪産業創造館では、さまざまなセミナーを企画しており、プレスリリースの作り方に関するセミナーもあります。
中小企業ならではの情報発信セミナー(2)目にとまるプレスリリースの作り方(2019年1月22日開催)
興味のある方はぜひ参加してみてください。
経営相談室 スタッフコンサルタント 谷口 が担当しました。
▼谷口 睦(たにぐち むつみ )のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 谷口 睦(たにぐち むつみ )のプロフィール
(2019年1月16日公開)
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