ビジネスモデル、ビジネスプラン。事業をやるにおいて、横文字がよく出てきます。皆さんもお聞きなったことがあろうかと思います。
わかりやすく言えば、ビジネスモデルとは、お客様に納得してお金をお支払いいただく仕組みのことです。今困っていることが解消したり、退屈な日常を吹き飛ばす楽しさが手に入る、そのようなモノ、コトを提供することです。
当然、競争相手より魅力的。お客様と接点を持つルートがある。モノ、コトを提供する力が備わっている。これらが備わって、初めてビジネスモデルと言える。
次にビジネスプランとは、ビジネスモデルを実行するための道しるべ、計画です。
計画にもいろいろありますが、収支計画を考えてみましょう。簡単に言えば、四つの引算を跳ね返す売上を上げる計画です。
一つ目の引算:売上原価 物販の場合の仕入、製造業では、材料費、労務費、経費。
二つ目の引算:販売、事業管理に要する人件費、家賃、広告宣伝費等です。
三つ目の引算:金融機関から借り入れをした場合の金利です。
四つ目の引算:事業でトラブル等が起こった時のロス。示談金など。
この四つを跳ね返す売上を上げる。それに必要な数のお客様を獲得する。そのことに尽きます。
あと、バラ色の計画を立てないこと。一回の商談で注文が取れるなどあり得ない。紙媒体(ダイレクトメール等)でアプローチする場合、「興味あり」と反応してくれるのは1/1,000。注文をくれるのは、「興味あり」と手を挙げた人の半分。当然、分りやすい商品説明等をした上でのこと。これが現実。
つまり、2,000回の営業をしてやっと一件の注文が取れる。スポーツに例えれば、1勝999敗。勝率0.05%でも四つの引算を跳ね返す売上が上がる。これが事業計画。
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(2017年8月9日公開)
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