みなさん、こんにちは。経営相談室の東です。
今、最も気になるのが、連日報道されている「新型コロナウイルス」に関するニュース。
昨年12月中国の武漢市で、新型コロナウイルス感染症の発生が複数報告されて以来、感染した患者の数は、世界的規模で日々増え続けています。
未だわからないことも多い新型コロナウイルスですが、厚生労働省では、本件について、逐次情報の発信を行っています。
□新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
国内においても、観光客と思しき外国人の方を見かけることが少なくなりました。
インバウンド対策に力を入れている事業者にとっては、顧客数の減少などにより、想定していた売上を確保することができないため、資金繰り等、経営に与える影響が懸念されます。
また、中国と取引を行っている事業者においても、必要な物品の調達ができずお客様に納品ができない状況に陥っているようです。
価格が安価なため中国の事業者との取引を中心に行ってたものの、こうした不測の事態へのリスクヘッジのために、今後は国内事業者との取引も検討していかなければならないとの声も聞きました。
一方、テレワークを活用し不急の外出を避けるなどして、感染リスクを防ぐといった対策を講じている事業者も出始めています。
新型コロナウイルスによる経営への影響が出ていることを受け、大阪府内では、中小企業・小規模事業者向けの「相談窓口」や「制度融資」が設置・創設されています。
■新型コロナウイルスに関する中小企業・小規模事業者相談窓口の設置について
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=37193
■大阪市経営支援特別融資のご案内
https://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000369637.html
■「大阪府新型コロナウイルス感染症対応緊急資金」の創設について
http://www.pref.osaka.lg.jp/kinyushien/seido001/#korona
また、政府系金融機関である日本政策金融公庫にも窓口が設置されています。
■新型コロナウイルスに関する経営相談窓口の設置について
https://www.jfc.go.jp/n/info/pdf/topics_200129a.pdf
今夏に予定されている東京オリンピックの開催にも話が及んでおりますが、さらなる影響が出ないよう一刻も早い事態の終息を祈るのみです。
経営相談室 スタッフコンサルタント 東 が担当しました。
▼東 純子(あずま じゅんこ )のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
→ 東 純子(あずま じゅんこ )のプロフィール
(2020年2月19日公開)
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