海外展開の相談ではしばしば「リスクをどうするのか」という話になります。
しかし、リスクに焦点を当てて議論すると、結局のところ「海外展開などやらない方がよい」という話になりかねません。
経営者として、そもそも海外展開のリスクを、どうとらえるべきなのでしょうか?
ぼんやりと「リスクがある」と言っていても、何の解決にもなりませんので、まずはリスクの正体が何なのかを明確にする必要があります。
関係者が集まって思いつくリスクを洗い出し、リスト化してみましょう。そうすることで、どんなリスクがあるのか具体的になります。
そうすれば、おのずと対策も見えてきます。
とはいえ、リスクを洗い出し、対策を考えても、リスクがゼロになることはありません。いくら事前に調査や準備を行っても、何もかも全て調査しきれるものではありませんし、想定外のことも発生します。
たとえ海外でなく国内であっても、新しい事業を開始する際には、リスクをゼロにして100%儲かることが保証されることはないのです。
つまり、リスクをゼロにしようという考え方は現実的ではなく、リスクを適正なレベルにマネジメントすることが重要となるのです。
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→【海外ビジネスセミナー】自社にピッタリの海外展開とは?3つのパターンを知る講座
(2019年5月20日(月)申込締切)
経営相談室 スタッフコンサルタント 泉仁史 が担当しました。
▼泉 仁史( イズミ ヒトシ )のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
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(2019年4月24日公開)
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