こんにちは、経営相談室の谷口です。

GASを使えば自動度が高まります!
業務アプリを簡単に作れる「ノーコードアプリ」は、業務のデジタル化を進める身近な選択肢となっています。しかし、運用が進むと「独自のルールに合わせたい」「入力を簡単にしたい」など、標準機能だけでは解決できない課題に直面しがちです。
こうした制限を補うのが、Googleの「GAS(Google Apps Script)」です。ノーコードアプリとGASの連携事例を2回に分けてご紹介します。
第1弾は、作成の手間を減らす「専用Googleフォームの自動作成」について解説します。
ノーコードアプリはデータの一元管理などを素早く構築でき、これだけでも業務改善になります。しかし、他のツールと連携させて「拠点ごとに入力の選択肢を変えたい」といった細かいカスタマイズは、設定が複雑で難しいことがあります。
そこで役立つのが「GAS」です。これを組み合わせれば標準外の自動処理が可能です。以前は専門知識が必要でしたが、今はAIに文章で指示するだけでプログラムを作成してくれます。
両者を掛け合わせることで、管理の手間を増やさず、現場が利用しやすい環境を整えることができます。
以前ご相談を受けた、デイサービスを支援する事業者の事例をご紹介します。
こちらでは、現場からGoogleフォームで日々の利用状況を報告してもらい、データをノーコードアプリに取り込んで一元管理していました。
しかし、施設ごとに異なる担当者や活動内容など、特有の選択肢を設けたいというニーズがありました。手動で個別に作ると管理や修正の手間が増えてしまいます。
そこで、GASを活用し、各施設専用のGoogleフォームを自動作成する仕組みを提案しました。
アプリ上の選択肢データをもとに、管理画面のボタン一つで専用フォームが自動更新されるため、管理の手間を増やさず現場の入力をスムーズにできました。
ここで重要なのは、「フォームの調整」という作業自体には「付加価値」がない点です。これらは業務上の作業であり、どれだけ時間をかけてもサービスの品質向上にはつながりません。こうした「付加価値を生まない手作業」をデジタル技術で削減したことが、今回の成果です。管理の手間が減り、従業員の方は施設へのサービスといった「人間にしかできない業務」に集中できるようになりました。
みなさんの会社でも、データの入力や管理が煩雑になっていませんか。自動化でお悩みの方は、以下の「面談を申し込む」よりご相談ください。
次回は、この仕組みで集めたデータを加工して、ボタン一つでLINEへ自動送信する『報告業務の自動化』についてご紹介します。
経営相談室 スタッフコンサルタント 谷口が担当しました。
▼谷口 睦(たにぐち むつみ)へのご相談(面談)
(2026年7月29日公開)
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