大阪産業創造館 経営相談室の岡島です。
前回のブログでは、働き方用語辞典のランキングから「ガスライティング」について解説しました。
今回は他の働き方トレンド用語についても見ていきたいと思います。

快適なだけでは満足できない時代です
・ホワイトハラスメント
上司が部下に対して過度に配慮し、成長機会ややりがいを奪ってしまう状態のことです。良かれと思った「優しさ」が、かえって若手社員に不安を与え、モチベーションの低下や離職につながることです。
・パープル企業
「ブラック」でも「ホワイト」でもない、残業やパワハラはないが成長機会も得られない企業(いわゆるゆるブラック)のことです。居心地は良いもののキャリア形成が難しいため、優秀な層の静かな離職を招きます。
・デスマーチ
不適切なプロジェクト管理や進行により、メンバーの物理的・精神的負荷が高まり、チームが疲弊・混乱し、プロジェクトが破綻寸前にある状況、過酷な労働環境を指します。
かつては「いかに労働負荷を減らし、理不尽な圧迫(パワハラ)をなくすか」が課題でした。 しかし、負荷を減らしすぎた結果、現代の若手が感じているのは、自分の「市場価値が上がらない」ことに対する、不安や焦りです。
「デスマーチ」のような過酷な環境はもちろん論外ですが、リスクを恐れて、ただ過保護にする「ホワイトハラスメント」や「パープル企業」もまた、モチベーションの低下になりかねません。
今、企業や上司に求められているのは、単に優しくすること(保護)ではなく、適切なフィードバックと挑戦の場を与えること(育成)です。
「快適で安全な環境」をベースにしつつ、しっかりとした「成長機会」を提供できるかどうかが、これからの時代において、優秀な人材から選ばれる職場の条件になりそうです。
改めて、職場環境を見直す機会にしてみてください。
経営相談室 スタッフコンサルタント 岡島が担当しました。
▼岡島 卓也(おかじま たくや)へのご相談(面談)
(2026年9月2日公開)
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