一般的な創業のステップとそのポイントを簡単にご紹介。また各ステップでおすすめのセミナーや講座などのプログラム、経営相談室の
カテゴリー、役立つフォーマットやサイトをご紹介しています。
※本ステップは一般例としてご紹介しています。必ずこの通りに進めないといけないものではありません。また、状況によっては順序が異なることもあります。あくまで参考としてご活用ください。
1.「経営理念」=「なぜこのビジネスをしたいのか」を明確にする
「経営理念」は会社と社長の想いを、取引先や顧客、従業員などに伝えるもの。分かりやすく簡潔に、けれどしっかり伝えられる言葉で作りましょう。
あきない虎の穴 飲食店編 | |
創業への道!06:事業計画書に落とし込む | |
[経営お道具箱]ビジネスプランのフォーマット |
2.「ビジョン」=「将来どのようになりたいのか」を明確にする
「ビジョン」は会社として社長として、今後どの分野でどういう風に進んでいくかを周囲の人に伝えるもの。分かりすく簡潔に、けれどしっかりと伝えられるものを作りましょう。
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創業への道!06:事業計画書に落とし込む | |
[経営お道具箱]ビジネスプランのフォーマット |
3.販売の計画を立てる
商品・サービスをどのように売っていくのかを次のポイントを参考に計画を作成しましょう。
1.販売の基本方針を決める
2.誰に売るのか、かって欲しい客層=顧客のターゲットを決める
3.価格を決める
4.どのように売るか、販売の方法や流れを決める
5.販売促進の方法を決める
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《マーケティング戦略》の専門家にターゲットの設定などについて相談 | |
《販売促進・広告戦略》の専門家に販促の方法などについて相談 | |
創業への道!06:事業計画書に落とし込む | |
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4.仕入・生産の計画を立てる
ビジネスに仕入や生産が必要な場合には、次のポイントを参考に計画を作成しましょう。
1.仕入・生産の基本方針を決める
2.どこから買うか、購買(仕入)先を決める
3.仕入の価格や数量等を決める
4.生産に必要な技術、設備等を確認する
5.生産に必要な期間や生産数量等を決め、必要であれば外注の方針を決める
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《製品開発》の専門家に生産の計画について相談 | |
創業への道!06:事業計画書に落とし込む | |
[経営お道具箱]ビジネスプランのフォーマット |
5.人員・組織の計画を立てる
業種によっては起業当初から、また事業が大きくなると、人を雇う必要も出てきます。必要な人数や人件費、採用の予定などの計画を作成しましょう。
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《人事、組織》の専門家に採用や教育について相談 | |
創業への道!06:事業計画書に落とし込む | |
[経営お道具箱]ビジネスプランのフォーマット |
6.資金の計画を立てる
限りのある資金を計画的に使うために、次のポイントを参考に計画を立てましょう。
1.起業までに必要な費用(家賃・備品・仕入・販促費・生活費など)を見積もる
2.資金調達の計画を立てる
3.起業後の資金繰りを考える
あきない虎の穴 飲食店編 | |
《財務・資金調達》の専門家に調達方法や資金繰りについて相談 | |
創業への道!06:事業計画書に落とし込む | |
[経営お道具箱]ビジネスプランのフォーマット | |
開業時の資金計画表 |
7.損益・収支の計画を立てる
事業を継続させるためにいくらの利益が必要で、そのためにはどの位商品・サービスを売る必要があるのか、把握しておく必要があります。次のポイントを参考に計画を立てましょう。
1.売上を予想する
2.経費を見積もる
3.利益がどれくらい出るか計算する
4.赤字にならないためにはどうすればいいか考える
5.いくら借入の返済に回せるか見積もる
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《税務、会計》の専門家に損益計画の立て方について相談 | |
創業への道!06:事業計画書に落とし込む | |
[経営お道具箱]ビジネスプランのフォーマット |
8.立てた計画を見直し、1から7までの計画に整合性が取れているか確認する。
各計画を立てても、それぞれの間でつじつまが合っていなければ、計画書として意味がありません。見直しを繰り返し、内容を一致させていきましょう。また特に融資の申請を検討している人は、第三者に上手く説明できるようにしておきましょう。知人やコンサルタントなど第三者に客観的に計画書を見てもらい意見をもらうのも良い方法です。
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起業プログラム&デスク「立志庵」 | |
《ビジネスプラン》の専門家に計画を客観的に見てもらう | |
創業への道!10:事業計画書を完成させる | |
[経営お道具箱]ビジネスプランのフォーマット |
1.融資など資金調達の準備や申し込みをする
融資や助成金などの申請には様々な書類作成があり、時には審査に時間がかかることもあります。また、希望している額を受け取れないこともよくあるため、必要な場合は早めに手続きをおこないましょう。
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《財務・資金調達》の専門家に調達方法や資金繰りについて相談 | |
創業への道!11:資金調達をする | |
[J-Net21]資金調達ナビ | |
[大阪労働局]各種助成金について |
2.退職の準備・申し出をする(サラリーマンの場合)
企業によっては、退社の申請時期を定めていたり、競業となる事業での起業を禁止しているところもあります。在職中に確認し、円満な退社ができるよう努めましょう。
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《労務管理》の専門家に退職後の手続きについて相談 | |
創業への道!07:退職について、勤務先と交渉する | |
創業への道!09:会社を退職する |
3.事業所や設備・備品を用意する
希望した通りの物件がすぐに見つかることは少なく、割高になったり、妥協しても環境・精度が良くなくトラブルになることがあります。また、法人設立や許認可申請、従業員の採用などに合わせて、起業前までに用意する必要もあります。スケジュールをよく確認し、自分に必要なポイントを整理して用意をしましょう。
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《店づくり・店舗運営》の専門家に店舗の立地や構造について相談 |
4.税務関連の手続きをする
個人・法人により内容は異なりますが、税務署などへの手続きが必要です。手続きにより申請期間にも定めがあるため、事前に確認し手続きを行いましょう。
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《税務、会計》の専門家に税務手続きについて相談 | |
[e-Gov]電子政府の総合窓口 |
5.法人設立の手続きをする
法人を設立する場合には、その種別によって手続きが必要です。また定款など提出する書類がさまざまあるので、承認までの期間だけでなく、書類の準備期間も考えて準備を行いましょう。
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《会社設立・商業登記》の専門家に法人設立の手続きについて相談 | |
[経営お道具箱]設立に役立つヒント | |
[e-Gov]電子政府の総合窓口 |
6.許認可申請の手続きをする
ビジネスの内容によっては許認可を受けることが必要です。その種類によって、簡単な書類や講習ですぐに受けられるものもあれば、多くの書類の提出や複雑な条件などが必要なものもあります。時間のかかるものは早めに準備しておきましょう。
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《許認可》の専門家に必要な許認可の手続きについて相談 | |
[経営お道具箱]開業に必要な許認可 |
7.保険関係の手続きをする
サラリーマン時代とは制度が異なります。また人を雇う場合には、雇用主となる申請や従業員の保険等の手続きも必要になります。
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《労務管理》の専門家に保険・年金等の手続きについて相談 | |
[e-Gov]電子政府の総合窓口 | |
大阪労働局 |
8.従業員の採用と教育をする
起業当初から人を雇う必要がある場合には、その募集・採用と業務の研修が必要となってきます。起業日を考慮しながら計画し、準備を進めていきましょう。
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《人事、組織》の専門家に採用や教育について相談 |
9.商品・材料を仕入れる
販売を開始できる時期が定まったら、商品・材料を仕入れます。事業計画書の計画に基づいて、事業所の確保や支払いのサイクルなども考慮しながら、適度な時期に仕入れられるよう調整を行いましょう。
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10.営業や販売促進の活動の準備をする
会社案内や名刺、ホームページなど、会社や商品について伝える販促ツールを作成し、営業活動を開始する準備を行いましょう。
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《販売促進・広告戦略》の専門家に販促活動や営業について相談 |
11.起業・開業の案内をする
起業間近になったら、知人や事業所の周辺の方などに、起業の報告をしましょう。
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サンソウカンのプログラムをご利用いただいて創業をされた方は、ぜひご連絡ください。記念品をご用意しています。
詳しい内容は コチラ