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求人を出すと求人業者の営業電話が頻繁に。何か対策はありますか

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  • 求人を出すと求人業者の営業電話が頻繁に。何か対策はありますか

    求人を出すと、応募や面接の問い合わせよりも求人業者からの営業電話が頻繁にかかってきてその都度対応に苦慮しています。なにか効果的な対策はできないものでしょうか?

    厚労省はハローワーク求人票での具体的な対処法を公開しています



     「ハローワークに求人を出すと、応募はないけれども、いろいろな求人業者から
     営業の電話が頻繁にかかってくるようになって...」
    求人コンサルの現場では「応募がない・採用できない」のほかにも、このようなお困りごともお聴きします。
     「いい人材を採用したい」そんな願いと期待を込めて求人を出しても、連日のようにしつこい営業電話がかかってきて対応を強いられることは、採用活動の意欲低下などの悪影響を与えかねない事態です。
     「ハローワークの求人票上で、営業をお断りする旨を記載できます!」
    昨年の夏、厚生労働省は従来にはなかった具体的な対策を公式リーフレットで公開しました。「求人票への記載方法」の詳細・要領について、労働局の担当部署にも確認を取りましたので以下にご紹介します。
    【ハローワーク求人票への記入要領】
     ■ 掲載・表示エリア
      求人票裏面「担当者」欄 ※求人申込書 ⑦選考方法 欄
     ■ 入力項目エリアと文字数等仕様
      ・「課係名、役職名」:全角48文字(24文字×2行)
      ・「担当者」欄:全角26文字
     ■ お断り文言の文例と文字数
      ・記載例①:「ハローワーク以外の職業紹介事業者からの営業はお断り」(25文字)
      ・記載例②:「求人掲載の営業はお断り」(11文字)
     ■ 入力方法 
      「課係名、役職名」・「担当者」いずれかの項目欄に本来の文言(役職・担当者)を入力
      した後ろに空白を入れ(ブランクを空け)、続けて営業を断る文言を入力するなど

    リーフレットにも但書きがあるように営業を技術的に拒否できるものではありませんが、厚生労働省が公式に文例も示した「書き方のノウハウ / テクニック」ですので、必要あれば管轄ハローワークにご相談・ご確認するなどしてご活用ください。

    ※引用・出典:ハローワークインターネットサービス
    リーフレット「求人掲載時の営業電話のトラブルにご注意ください」


    (回答日:2025年10月8日)

回答した専門家
人事、組織

野間 信行

今や人材確保は、経営の最重要課題。「求人から相談できる社労士」が御社の採用活...

■お金をかけて募集しても・・ ■どこに求人をだせば・・ ■なにをどうアピールすれば・・
「求人とは集客、求人票も広告」です。「どこに出すか?」よりも「だれに・なにを・どう伝えるか?」
”応募がある求人”その考え方の本質は、広告・広報のそれとなんら変わるところはありません。
2012年開業以来、求人票一筋。求人票診断から具体的な書き方の助言まで。
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