今までいただいたご質問の中で多かった質問とその回答例です。
詳細画面から専門家に、メール相談や直接会っての面談などを申し込むことができます。
公的支援機関が主催する海外の業者とのオンライン商談会に初めて参加します。日本国内でのオンライン商談経験はありますが海外相手は初めてです。何をどのように準備すればよいでしょうか?
見た目、声の感じ、一目でわかる資料、で次につなげましょう。
オンライン商談を1回行っただけで成約することはまずありません。商談を次のステップにつなげることを主目的に臨みましょう。
画面越しに自分は相手にどう見えるでしょうか?用意した原稿に集中するあまり、ずっと下
を向いていませんか?情報をきちんと伝えることは重要ですが、相手をしっかり見て話すとい
うことはオンラインでも実際の対面でも共通しています。プラスのイメージを相手に与える、
具体的には微笑んで、かつ自信のある印象を相手の脳裏に残すことが重要です。陰気で下ばか
り見ている相手とまた次もオンラインで会いたい、という人は多くはありません。
声にも気を配ります。話す速さ、声の高低、声の大小、間の取り方で人は様々な情報を伝え
ます。重要な情報をあなただけに伝える場合、相手は、ゆっくりと、低い声で、間をもって話
します。話し方が単調だと聞く方の集中力も途切れます。前段階の内容、絶対に聞いてほし
い内容、に違いをつけて話すようにしましょう。
もし通訳をつけた商談の場合は、時間が半分になるので、伝える情報の取捨選択と優先順位付
けを予め行っておきます。
画面共有する資料は日本語厳禁です。ネット世界でもよく使われる英語で作成します。
資料は一目でわかるように作成します。限られた商談時間なので相手に読ませず、見てわかっ
てもらうようにします。一目でわかるようなフロー図、イメージイラスト、写真などを用い
て、文字メッセージは数語程度にします。一番重要なことは、当社製品を扱ったらこれだけ得
しますよ、ということを相手に伝えることです。その理由や具体的な根拠は次回以降に説明す
ればいいので、「なんで?」「理由を知りたい」と相手に思ってもらうことを最優先にして資
料を作成します。
オンライン商談のやり方は「海外ビジネスナビ(中小企業基盤整備機構)」などを参考にし
て商談に臨んで下さい。
https://biznavi.smrj.go.jp/14291/