今までいただいたご質問の中で多かった質問とその回答例です。
詳細画面から専門家に、メール相談や直接会っての面談などを申し込むことができます。
ハローワークに求人票を出していますが、思うように応募者が集まりません。
どうすれば応募者が増えるとか、効果がでそうな方法はありますか?
A4両面になった求人票、書き方ひとつで印象が変わります。
2020年1月6日ハローワークのシステムが一新。
求人票も、A4片面からA4両面へとそのデザインをリニューアルしました。
旧求人票から新求人票に引き継がれた主な項目は
・職種:最大28文字
・仕事の内容::最大360文字
・求人に関する特記事項:最大600文字
・事業内容:最大90文字
・会社の特長:最大90文字
そして、新設された「求人・事業所PR情報」では
・事業所からのメッセージ:最大600文字
・福利厚生:最大510文字
・研修制度:最大144文字
・両立支援の内容:最大510文字
など多彩な情報掲載が可能となりました。
インターネットサービスもその内容を一新、自社の「求人者マイページ」を開設すれば、
会社パソコンから、求人票や画像情報の登録などが可能になっています。
A4両面となった求人票。従来指摘されていたような情報量の少なさは、
もはやそこにはありません。
厚労省のリーフレットでも指摘していますが
掲載する情報量が増える効果は、「求職者が求める情報をより詳細に伝えられる」こと。
しかしそれは、見方を変えると「求職者が求めない情報を詳細に伝えても意味がない」
ことをも示唆しています。
”詳細に伝える”の意味と目的
「〇〇欄は△△△文字書けます。たくさん書いてアピールしましょう。」
ネットでは"応募者を引き寄せるちょっとしたコツ"の類を見かけますが、
たくさん書いた結果、文字量だけが増え、まとまりのない文章・構成になってしまうと
それは、読み手には“取っつきにくい求人票”応募者が増えるどころか逆効果です。
詳細に伝えるとは、ただ文字を埋めることではありません
・読み手の期待に応える情報をいかに伝えて
・興味を持ってもらい面接に来てもらうか? が本質的な意味・目的です。
求人票も広告。書き方ひとつで印象が変わります。自由な発想で
「読みやすい・わかりやすい求人票」のご検討をお勧め致します。
【図表出典・引用】
厚生労働省リーフレット 「求人票と公開方法が変わります」