今までいただいたご質問の中で多かった質問とその回答例です。
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ホームページに対してSEOやリスティング広告を積極的に行っているのですが、会社の業績への効果が出ません。WEBではなく、チラシ等の手段に販売促進の重点を移そうと考えているのですが。
ホームページの運用においては、何を目的とするかがいちばん重要です。
今ではほとんどの事業者の方がホームページを持っています。しかし、そのホームページの目的を明確にしている方はあまり多くはありません。
例えばチラシを作る際は、新商品の売り出しや新店への集客といった、明確な目的を設定することが普通です。
しかしホームページを作る際には、このような明確な目的をもたないことが多いです。
集客目的のチラシでしたら、来店客数が目標を下回ればチラシは失敗と判断でき、デザインや配布先の見直しといった改善策を立てることができます。しかし、事前に目的を設定していなかったら、成功も失敗も判断できないので、改善策を打つこともできません。
このように、事前に目的を設定することは非常に重要です。
ホームページの目的には、以下のようなものがあります。
・認知度向上(会社案内、商品紹介)
・見込み客リスト作成(サンプル、資料請求)
・問合せ受付
・販売、受注、来店促進(実店舗の場合)
認知度の向上から売り上げの確保まで、その目的は様々です。
そして、自社のホームページの目的は、当然自社の課題から設定します。
例えば、自社の課題が知名度アップなら、ホームページの目的は「認知度向上」となり、課題が客数アップなら、目的は「来店促進」となります。
目的を設定したら、その目的に応じたコンバージョンを設定します。コンバージョンとは、ウェブサイトの目的を達成すること、ウェブサイトの成果のことです。
このコンバージョンが、ホームページの目的を具体化したものになります。
例えばホームページの目的が「認知度向上」なら、コンバージョンは「サイトアクセス」、目的が「見込み客リスト作成」なら、コンバージョンは「個人情報入力(会員登録)」となります。
そして、このコンバージョンの件数、もしくはコンバージョン率でホームページの成果を測定し、改善に生かします。
ホームページに「完成」はありません。定期的に成果の測定を行い、改善を続けることで効果をより高めてください。