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海外展開で活用できる補助金にはどのようなものがあるのでしょうか、活用できる用途についてもお教えください。
海外展開でも活用できる補助金は複数あります。
海外展開で活用できる主な補助金としては、「IT導入補助金」、「小規模事業者持続化補助金」、「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」などがあります。
「IT導入補助金」のデジタル化基盤導入枠は、主に越境ECサイトへの出店などに活用できます。海外での新たな販路開拓に活用できるのが「小規模事業者持続化補助金」です。ホームページの制作やWeb広告費、チラシの制作や海外旅費、外注費などにも活用できます。こちらは小規模事業者が対象の補助金となりますが、創業間もない事業者も活用いただけるのが特徴です。また、JAPANブランド育成支援等事業費補助金は、2023年1月より「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の「グローバル市場開拓枠の海外市場開拓(JAPANブランド)類型」に統合されました。主に、機械装置・ システム構築費、海外旅費、通訳・翻訳費などに活用できます。
外国特許出願支援としては、「外国特許出願費用助成事業」もあります。また、各自治体が提供する補助金もあります。各自治体の補助金は、酒類や食品の輸出支援、コンテナの利用や展示会への出店など用途が指定されているものが多く、各自治体で内容も異なることから、ホームページで確認するか直接自治体窓口へお問い合わせいただくのが良いかと思います。
補助金は、全ての申請者が採択されるわけではありません。また、通常は申請から採択まで2、3ヶ月、さらに補助事業を実施して報告書類を提出したのちに、ようやく入金されます。従って、あらかじめ自社で費用を負担する必要があります。補助金の内容については、常に更新されていますので、公募要項などで最新の情報を確認してください。