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DX(デジタルトランスフォーメーション)とはなんですか?
また、DXを会社で推進するにはどんなことをすればいいですか?
DXとは、データとデジタル技術の活用によって企業に変革を起こすための取り組みです。
DX(デジタルトランスフォーメーション)は、ビジネスモデルや業務内容、企業の文化、風土、制度などをデータとデジタル技術の活用によってより良いものにし、企業の価値、収益性を高めようとする取り組みや施策のことを指します。
ここでいうデジタル技術とは、AI(人工知能)やIot(モノのインターネット)、生産性向上に役立つITツール・システム、価値提供の本質を変えるデジタル機能などのことです。
DX実現事例の1つとして、Amazon.comのユーザーファーストにこだわったビジネスモデルが挙げられます。
Amazonでは、レコメンド機能やレビュー機能、1クリック購入など、様々なデジタル機能を実装してユーザーファーストのサイトを実現しました。世界的にシェアを拡大しているAmazonはまさにDXの成功事例といえます。
DXを会社で推進していくためには、まず、新たなデジタル技術を活用できる環境を整えなければなりません。
既存のITシステムが老朽化しているならシステムの見直しが必要となるでしょう。せっかく新しいデジタル技術を導入しても、老朽化したITシステムが対応できず効果を最大限に発揮できない可能性があります。
次に、データとデジタル技術活用に向けた企業組織内の体制構築が必要です。
データとデジタル技術を活用した各部門の取り組みを後押し、サポートするような「DX推進部門」の設置や、デジタル技術に精通した人材の確保、育成、外部との連携などが例として挙げられます。
また経営層は、データとデジタル技術を活用した新しい取り組みを社員に促すことも求められます。社員全員が挑戦を恐れないような環境作りが必要となるでしょう。