今までいただいたご質問の中で多かった質問とその回答例です。
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ホームページ以外に、ブログやSNSというものもよく耳にするようになりました。インターネットで情報発信するツールだとは分かるのですが、違いや特徴を教えてください。
ホームページ・ブログ・SNSの特徴を踏まえて発信する情報を選ぶことが大切です。
ホームページ・ブログ・SNSは、インターネットメディアと呼ばれており、既存のメディア(新聞・雑誌、書籍など)と同様、それぞれ異なる特徴があります。特徴づけする指標は次の2つです。1つは、情報伝達が速いのか遅いのかで分ける「即時性」と「漸次性」です。もう1つは、情報が蓄積されるのか流れていくのかで分ける「ストック型」と「フロー型」です。既存のメディアに当てはめると、書籍は「漸次性・ストック型メディア」、テレビ・ラジオは「即時性・フロー型メディア」、中間に位置するのが新聞・週刊誌となります。これらをインターネットメディアに当てはめると、ホームページは書籍、ブログは新聞・週刊誌、SNS(Facebook、twitter等)はテレビ・ラジオに該当するといえます。それぞれのメディアの特徴を踏まえ、発信する情報を選ぶことが大切です。
①ホームページの特徴
・情報を階層表示する
・固定的な情報を分かりやすく見てもらうのに適している
・必ずしも頻繁な更新が必要ではない
・更新するたびに情報内容に深みが加わる(書籍の改訂に該当)
・トップページが目次の役割をしており、すべての情報に容易にアクセスできる
②ブログの特徴
・情報を時系列表示する
・時事的なものなど、鮮度が求められる情報発信に適している
・定期的に更新しないとアクセス数が急減する
・じっくり読んでもらい、固定ファンを増やすためのツールである
・コメントやトラックバック機能により、双方向のやり取りが醸成される
③Facebookの特徴
・実名登録であるため信頼性が高い
・「いいね!」「シェア」「コメント」の機能により友達に広がり、口コミ効果が出やすい
・質問や投稿に対して返事を返すことで、双方向のコミュニケーションが取りやすい
④twitterの特徴
・実名での投稿は少ない
・「今、何してる?」を140文字でつぶやくため、リアルタイムでの情報発信が可能となる
・ハッシュタグという機能を使うことで、共通の目的を持つ者同士が情報交換できる